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遊覧船「バカンス号」、新安郡の紅島で座礁…搭乗者109人全員救出


  • 遊覧船「バカンス号」、新安郡の紅島で座礁…搭乗者109人全員救出
全羅南道新安郡、紅島付近の海上で遊覧船「バカンス号」が暗礁に座礁した。

30日午前、全羅南道新安郡黒山面の紅島の海上で乗客と乗務員109人が搭乗した遊覧船が座礁したが、事故発生から16分後に海上警察によって全員無事に救助された。海洋警察庁によると、同日午前9時14分ごろ、全羅南道紅島から200mの地点にて遊覧船「バカンス号」が座礁したという通報が入った。

座礁当時、事故現場で乗客は船上の上に登って救助を待っていた。当時、事故現場を見た目撃者は、「バカンス号が岩に引っかかり船尾側が沈んだ。船に浸水したかどうかは目撃していなかった」と話した。

この遊覧船は、紅島クルーズ協業所属の遊覧船で、セウォル号の船齢21年よりも古い船齢27年の船であることが明らかになった。紅島クルーズ協業は、日本で船を買収し増・改築作業を経て、乗船定員を350人から500人に増やし、今年5月に海上警察の船運航許可を受けた。

しかし、セウォル号の惨事以降、住民たちは、当時寿命に至った船を増築して運航させていけないと、バカンス号の許可を反対するという請願書を海洋警察庁に提出していた。住民は請願書で「作られてから27年を超えており、寿命に至った客船を無理に増築して船舶検査を通過した後、遊覧船を運航する場合、第2のセウォル号沈没事故を起こしかねないと心配になる」と明らかにしている。
  • 毎経ドットコム_速報部 / 写真=SBS放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-30 15:33:54




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