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[タトゥーの二重性 ②/②] 過去に比べて社会的視線は寛大になったが…

「タトゥー」関連専門調査結果 ② 

アメリカドラマを好きな人なら誰でも知っている名前、まさに「ソクホフィル(マイケル・スコフィールド)」だ。「プリズン・ブレイク」というドラマで彼は神出鬼没した頭脳で兄を脱獄させるのに成功する。その時、決定的な役割をするのがまさにタトゥー(刺青)だ。建築エンジニアである彼は、自身の体に監獄全体の設計図をタトゥーで刻む。何と3日間にわたる作業だった。監獄の設計図だけではない。脱獄後の計画についてもタトゥーで埋め尽くした彼の緻密さに視聴者たちは舌を巻く。ハンサムな容貌は、彼の魅力を見せるのにむしろおまけに見えるほどだ。

TVドラマでもタトゥーを積極的に活用することを見ると、タトゥーに対する社会的認識が寛大になったはなったようだ。少し前まで、タトゥーはやくざ(?)の象徴だったが、今はそれこそ誰でもできるファッションアイテムになった。

マクロミルエムブレイン(trendmonitor.co.kr)が全国の満19~59才の男女1000人を対象にアンケート調査した結果、10人中7人(68.8%)がタトゥーに対する認識が過去より大きく寛大になったと感じると調査された。男性(65.2%)より女性(72.4%)、タトゥー非経験者(66.5%)より経験者(75.6%)がタトゥーに向けた視線が過去とは違うことをより多く体験することが分かった。10人中6~7人は最近、平凡な人もできるタトゥーが多く(67.7%)、タトゥーが流行しているようだ(63%)と見ている。

タトゥーに対する社会的視線が過去に比べて寛大になったことは事実だが、直接刻むことに対してはまだ躊躇する姿だ。

単純な形のタトゥーを1度ぐらいはしてみたいという意見は34.8%で、してみたくないという意見(38.5%)より低かった。自分の子供がタトゥーをするなら許諾しそうだという回答は19.8%に過ぎなかった。ただし、経験者10人中8人(80.8%)が面白い経験で満足だという意志を明らかにした。
  • 毎経エコノミー第1776号(10.01~10.07付)_毎日経済_カン・スンテ記者
  • 入力 2014-09-29 13:45:00




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