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新造語辞典 > ハチャガム:하차감
ハングル:하차감
ハングル発音:ハチャガム
意味:下車する過程で周辺の人々の視線を受けること
解説:
ハチャガム(車の降り心地)
下車する過程で周辺の人々の視線を受けることを意味する言葉。
上の写真は2009年に放映された米国ドラマ『ホワイトカラー』(シーズン1、エピソード4)のワンシーンだ。美術品窃盗犯の足取りを追うため、金持ちに変装して偽装捜査を行っているが、FBIが用意した自動車は押収したベンツだった。
これに乗って行ったら完全に失敗した人だと宣伝する格好となるため主人公は自ら輝くリムジンを用意して登場する。
あれくらいの車で美女たちと一緒に降りたら誰でも一度は眺めてくれるだろう。
最近、韓国でも普通の車ではハチャガムを感じにくい。ベンツやBMWから降りてもあまり見つめる人もいない。ポルシェもハチャガムを感じないだろう。
しかし、地域によって差はあるだろう。江南(カンナム)、瑞草(ソチョ)、松坡(ソンパ)の金持ちが集まっている、いわゆる「江南3区」では、1秒のハチャガムも感じなくてもベンツやBMWに乗って田舎に行けば30秒ぐらい見られるかもしれない。
だからハチャガムを感じたいからと高い車を買う必要もない。
乗り降りするエリアさえちゃんと選べば、ある程度の高級車でもハチャガムを味わえる。
だから、思い切ってベンツを選んだのなら故郷に帰るほうがよさそうだ。
- Lim, Chul
- 入力 2021-12-14 00:00:00