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ナイロン患者、1人当り年平均137日入院…保険金4千万ウォンを受領


いわゆる「ナイロン患者(偽の患者)」は、高額入院費を保障する保険に集中的に加入した後、1人当たり年間平均137日入院をし、約4000万ウォンほどの保険金を受領したことが分かった。

23日、金融監督院は昨年摘発した虚偽・過剰入院の保険金詐欺の主要容疑者111人の特性を分析した結果を明らかにした。

金融監督院の分析の結果、昨年の上半期だけで虚偽・過剰入院の保険金詐欺の摘発金額は320億ウォンで、2年前より109.5%増加した。

また、保険金詐欺の容疑者のうち、50代が48.6%に至るなど、40代以上の中年・壮年層が92.9%に達した。これらの大多数は主婦(51.4%)、自営業(17.1%)、無職(6.3%)などの長期入院が可能で入院による経済的損失が小さい職業群であることが分かった。特に詐欺の金額の拡大を狙って、配偶者、子供、姉妹など2人以上の家族が共謀する事例が42.3%もなった。

「ナイロン患者」は平均7年にわたって1009日(年平均137日)入院し、平均2億8200万ウォン(年平均4000万ウォン)の保険金を受領したが、ほとんど通院治療が可能な軽微な病気・傷害で定期的に入院と退院を繰り返す行動を見せたと金融監督院は説明した。

金融監督院保険調査のイ・ジュンホ局長は「保険金詐欺は、民営保険だけでなく、健康保険の財政にも漏水を発生させる深刻な社会犯罪」とし「虚偽・過剰入院を助長する病院などの保険金詐欺の企画調査を強化する方針だ」と述べた。
  • 毎経ドットコム_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-23 12:18:33




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