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韓・日「福島原発水産物規制」2国間協議に突入


  • 韓・日「福島原発水産物規制」2国間協議に突入
福島原発事故以降、日本産水産物の禁輸措置をとってきた韓国政府の決定に対して、日本政府が5月に世界貿易機関(WTO)に提訴したことと関連して、両国政府は今月末、WTOの2国間協議に突入する。

韓国の産業通商資源部は、来る24日、スイス・ジュネーブにあるWTO事務局にて日本政府と水産物などの輸入規制紛争に対する2国間協議を実施すると15日に明らかにした。

日本は韓国の水産物輸入規制措置について、5月21日、WTOに紛争解決手続に基づく2国間協議を要請していた。先立って韓国政府は、福島原発事故地域の近くにある8つの県のすべての水産物の輸入を禁止し、日本産水産物からセシウムが微量でも検出される場合には検査証明書を追加で要求することにしている。また、食品の放射性セシウムの基準値を1キログラムあたり370ベクレル(Bq)から 100ベクレルに下げている。

WTOの規定によると、2国間協議が要求されてから30日以内、あるいは両国が合意した期間内に2国間協議を開始しなければならない。韓国側は去る5月29日、2国間協議の要請を受け入れると日本側に通知した。

両国が2国間協議で合意に達しない場合、パネルを設置して本格的な紛争段階に突入することになる。韓国側からは産業通商資源部通商法務課長が首席代表として参加し、食品医薬品安全処、海洋水産部などが一緒に参加する計画だ。
  • 毎日経済 キム・ユテ記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-15 15:08:26




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