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「最悪の部署に異動命令」10人中9人は「それでも行く」

辞表を書くという会社員は3%にも満たない 

  • 「最悪の部署に異動命令」10人中9人は「それでも行く」
社内で最悪と言われる部署に異動命令が出た時、韓国の会社員たちはどのような反応を見せるだろうか。

同僚はもちろん、上司からも能力を認められた従業員がこのような境遇に置かれる場合、会社が自分にその部門に行って体質を変えてほしいと望んでいるのか、それとも、あまりにも優れているため牽制しようとする上司の手練なのか、疑問が生まれるはずだ。

自分でも業務能力が低いと考えている会社員は、やめろという無言の圧力だと考えるかもしれない。

この場合、会社員はどのような選択をするだろうか。

市場調査会社マクロミルエムブレイントレンドモニターは最近、韓国の会社員500人を対象に、このような状況について質問をした結果、10人中9人が「会社の決定に従う」という反応を見せた。「潔く辞表を書く」と答えた回答者は2.8%である14人に過ぎなかった。

回答者の反応を見ると、「不本意ではあるが、会社の決定に従う」という回答が73.2%で最も多く、「一度部署移動をした後、離職を準備する」という回答は18.8%だった。笑顔で会社の決定に従うという応答は5.2%にとどまった。

辞表を出さずに、会社の決定に従う理由については、「再就職がいかに難しいかを知っているから」という回答が半数近くの47.6%を占め、「家族扶養(27.2%)」と「在職中の会社ほどの職場を探すことが難しいから(13.8%)」、「年齢が高いため(11.4%)」が続いた。

サラリーマンが人事情報を得るソースについては「人事を除く先輩・後輩や同僚との対話」と答えた人が63%で最も多かった。また、「人事部の従業員との対話」が21%で、人事情報を得るために人事部と関係を結ぶ会社員がかなりいるものと分析された。
  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン/ 写真=photopark.com
  • 入力 2015-09-28 09:00:00




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