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教師に悪口を言った高校生…法院「退学は行き過ぎ」


学生が教師の指示に従わずに無礼な言動をした場合でも、退学措置は行き過ぎだという韓国法院(裁判所)の判決が出た。

ソウル行政法院(行政裁判所)の行政13部(パク・ジョンウ部長判事)は、生活指導部の教師に反抗したせいで退学させられた高校生のイム君が校長を相手に「退学処分を取り消してほしい」と起こした訴訟で、原告勝訴の判決が出たと23日、明らかにした。

裁判部は、「学生の学習権と職業選択の可能性を制限することができる退学処分は、例外的に行われなければならない」とし「学びの機会を剥奪することよりも、社会奉仕や特別教育などの軽い懲戒で人格を成熟させることが教育目的に合致する」と説明した。

イム君は去る5月、登校停止10日の処分を受けた1カ月後に退学処分を受けた。昼休みに学校の後門で遭遇した生活指導部の教師が、イム君のポケットを探ってたばこを取り上げようとしたことにイム君が応じなかった結果、互いに罵り合った。この日のことで、登校停止処分を受けたイム君と親は、国家人権委員会に教師が人権侵害をしたと陳情した。学校側はイム君が過ちを反省していなかったと報告して、退学処分を下した。
  • 毎日経済 チョン・ジュウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-23 17:15:22




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