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別れを告げられ彼女をセメント埋葬…殺人犯に2審も懲役18年の刑


別れを告げた彼女を殺害し遺体をセメントなどで埋めた「セメント密埋葬殺人事件」の犯人である20代の男性が2審でも懲役18年の刑を宣告された。

ソウル高等法院(高等裁判所)刑事2部(部長判事イ・サンジュ)は12日、殺人と死体遺棄の疑いで起訴されたイ被告(26 / 仮名)の控訴審で原審と同じ懲役18年を宣告した。

裁判部は「イ被告のノートパソコンから被害者の首を絞めて殺害したという内容のハングルファイルが発見され、捜査機関で具体的な犯行内容を自白した」と明らかにした。また、「犯行の動機や方法が不良で遺族が激しい精神的苦痛を経験し、厳重な処罰を望んでいる」と伝えた。

また、裁判部は「事件当時、イ被告が心神喪失・微弱状態であったとは見えない」と判断した。イ被告は「遺体は遺棄したが、殺害はしておらず、当時、酒に酔って心身微弱状態だった」と1審判決に不服して控訴した。

イ被告は昨年5月2日午後11時30分頃、ソウルのあるワンルームで別れようという彼女の言葉に激怒して、首を締めて殺害した疑いで裁判に引き渡された。

彼は彼女を殺害した次の日にも通っていた職場に出勤し、3日後には埋葬場所として物色しておいた忠清北道堤川(チェチョン)にレンタカーを運転して行き、野山に穴を掘り遺体を入れた旅行用かばんを捨てた後、セメントと土で埋めて遺体を遺棄した疑いを受けた。また、彼女が死亡したという事実を隠そうと彼女の携帯電話で父、弟、後輩らとメッセージを交わしたことが分かった。彼は犯行2週間後、釜山海雲台(ヘウンデ)のあるホテルに泊まり、自殺を企てたが失敗した後、警察に引き渡された。
  • 毎日経済 チョン・ジュウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-12 15:45:11




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