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富川女子中学生暴行致死事件で牧師夫婦に重刑宣告…各懲役20年・15年

検察求刑量より重く…法院が被害女子中学生へ手紙「痛みや苦しみから守ってあげられなくてごめんね」 

富川(プチョン)女子中学生の娘虐待致死事件の容疑者である牧師夫婦に法院(裁判所)が異例の検察求刑量より重い重刑を宣告した。

仁川地方法院(地方裁判所)富川支院刑事1部(部長判事イ・オンハク)は20日、児童虐待致死、死体遺棄、児童福祉法違反(児童虐待、児童遺棄放任)の疑いで拘束起訴された牧師イ被告(48 / 仮名)に懲役20年を宣告し、200時間の児童虐待治療プログラムの履修を命じた。継母ペク被告(42 / 仮名)には懲役15年に、200時間の児童虐待治療プログラムの履修を命じた。これは、検察量刑(イ被告懲役15年・ペク被告懲役12年)より3~5年重いものだ。

裁判部は「子どもを健康に養育すべき責任がある親が保護どころか、被害者を数日に渡って身体・感情的に虐待し、7時間かけて暴行して死に至らし、遺体を11カ月間部屋に放置した」としながら、「死を迎えるにはあまりにも早い12歳の少女だけでなく、私たちの社会全体に大きな衝撃と恐怖を抱かせ​​た被告らに重い責任を問わざるを得ない」と量刑理由を明らかにした。

裁判部は「被告人らが犯罪事実をすべて認めて反省文を提出するなど、過ちを悔いているような態度を見せているが、盗癖と嘘が虐待の原因となったとしながら、いまだ責任を被害者に転嫁する姿を見せており、被害者の死を心から悲しむ心なのか、その真正性が疑われる」と付け加えた。

この日、裁判部は小学校の先生になりたかった被害者への手紙を判決文の最後に書き、主文を仕上げた。

裁判部は、「○○ちゃん!あなたは今、夜空に輝く星になったんだな。私たちがあなたの痛みと苦しみから守ってあげれなくてごめんね。どうか天国で愛する会いたいママに会って幸せになって。そして、この地でこれ以上虐待に苦しむ子どもたちがいないように明るく明るく見守ってくれ」。

牧師夫妻は昨年3月17日午前5時30分から午後12時30分までの7時間のあいだ、富川の家のリビングルームで中学1年生の娘Aさん(当時12歳)を無差別に殴って死亡させた疑いで起訴された。
  • 毎日経済 チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-20 13:05:19




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