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掛け金だけで3兆4000億ウォン…企業型インターネット賭博サイトを摘発


  • 掛け金だけで3兆4000億ウォン…企業型インターネット賭博サイトを摘発
フィリピンに拠点を置いて、掛け金3兆4000億ウォン余りの企業型違法賭博サイトを運営してきた組織が警察に摘発された。仁川警察庁サイバー捜査隊は26日、海外違法賭博サイトを運営した疑い(国民体育振興法違反)で社長2人、海外サイト管理者5人、国内収益金管理者1名、両替・伝達業3人ら155人を摘発し、16人を拘束して124人を書類送検したと明らかにした。国内から逃走したA会長(42)ら運営者級の15人に対しても逮捕令状の発付を受けて追跡している。

彼らは2013年1月から7月まで、違法スポーツtoto賭博サイト8サイトを開設し、1回当たり5000~100万ウォンまでベッティングするようにして3兆4000億ウォン台の賭博を行った疑いを受けている。3年余りの間で彼らが稼いだ不当利得は1400億ウォンに達し、このうちA会長が800億ウォン、B社長(44)が206億ウォン、C社長(29)が384億ウォンを得たことが明らかになった。

フィリピン・マニラにあるオフィステルに拠点を置き、違法賭博サイトを運営してきた彼らは、韓国の青年無職者を誘引して従業員として採用した。インターネットの求人サイトに「海外勤務可能、月200万ウォン、週4回勤務、高卒以上」と広告を出した後、これを見て連絡した青年失業者を誘引し、京畿道城南(ソンナム)市盆唐(プンダン)教育場で勤務方法などを教育させた。その後、フィリピンに連れていきパスポートを奪って申告・逃走を阻止した。被疑者らは、失業青年たちに給料200万ウォンに3カ月ごとに20万ウォンずつ引き上げて与え、売上実績に応じたインセンティブ、無料寝食提供、塾受講などの破格的な条件を提示したと警察は明らかにした。

警察の調査の結果、A氏らは会長、社長、理事、室長、管理者、従業員などで業務を分担し、企業体系を備えて社長に従業員の選抜権限を与えた。従業員のうちの1人は管理者として選任し、他の従業員の動態を管理し、毎日収入に応じて管理者と従業員らを催促する役割をさせた。特にB氏は、自分の弟を賭博資金の管理室長、理事などとして引き込み、別途の賭博サイトを分譲し、職業がなかった義兄D氏も理事として雇用したことが分かった。

この過程でD氏は、賭博サイトの会員と名簿を密かに持ち出し、7つ賭博サイトを追加開設し、これを知ったB氏と内部対立を起こしたりもしたことが確認された。警察は、取り締まりの過程で確保した現金13億ウォンを押収し、国内で会員募集活動をした300人余りの一手販売業者を対象に捜査を拡大している。
  • 毎日経済 チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-26 17:24:56




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