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暴力組織・歌手がかかわった1兆ウォン台のスポーツ賭博サイトを摘発


  • 暴力組織・歌手がかかわった1兆ウォン台のスポーツ賭博サイトを摘発
掛け金がなんと1兆ウォン規模でやり取りされた違法スポーツ賭博サイトが、警察に摘発された。違法賭博場を運営した犯行グループは、米国と日本にサーバーを置いて、合計70以上の大砲通帳(借名名義通帳)を利用して、掛け金を流通する緻密さを見せた。この違法賭博サイトには、ソウルと地方の暴力集団が組織的に介入しており、有名な歌手まで関連していたことが明らかになった。

14日、ソウル龍山(ヨンサン)警察署は、インターネットスポーツ賭博サイト「1-conn.com」と「bp-ip.com」を運営した総責任者キム氏(42 / 仮名)と違法賭博場の両替に必要な大砲通帳を供給したチャン氏(34 / 仮名)、賭博をした歌手チョン氏(31 / 仮名)ら5人を賭博などの疑いで逮捕し、62人を書類送検した。警察によると、違法賭博サイトを運営したキム氏らは去る2010年7月9日と2015年8月12日、それぞれ米国・サンフランシスコと日本・大阪に違法賭博サイトサーバーを設置し、摘発を避けるためにサイトのアドレスを変えながら賭博サイトを運営してきた。

過去2011年から今年7月までに幽霊法人会社を設立し、計74通の大砲通帳の口座を開設し、賭博サイトでチャージ・両替口座として利用した。このサイトで行き来した掛け金だけで計9621億ウォンに達した。特に、この違法賭博サイトの運営に必要な大砲通帳の募集過程には、ソウル江南と江北一帯の暴力組織と全北の暴力組織の3つの組織が介入していた。これ暴力組織は、このような違法大砲通帳を流通し、巨額の利益を得たことが確認された。

今回、警察に検挙されて拘束された被疑者の中には有名な歌手も含まれていた。去る6月に検挙された歌手チョン氏(31 / 拘束)は、過去に1回賭博で摘発されたことがあったが、当時、自身の代わりに知人クォン氏に疑いを被せたことまであることが把握された。チョン氏は過去2014年10月、ソウル江南警察署で3360万ウォン相当のインターネット違法賭博をした疑いで調査を受けた。当時、歌手の身分が明らかになることを懸念し、クォン氏が賭博をしたかのように書類と供述を作ったことが確認された。警察は、チョン氏に「犯人逃避教唆」の疑いを追加する方針だ。
  • 毎日経済 ソ・テウク記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-14 15:22:19




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