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「華城事件」…映画『殺人の追憶』の予想が的中?

「華城連続殺人事件」容疑者検挙 

  • 「華城事件」…映画『殺人の追憶』の予想が的中?
  • 写真=殺人の思い出ポスター


国内の犯罪の中で最悪の未解決事件として残っている「華城連続殺人事件」の有力容疑者が検挙されたというニュースが伝えられ、この事件を扱った映画『殺人の追憶』を撮ったポン・ジュノ監督の過去の発言も注目されている。

京畿南部警察庁は18日、華城連続殺人事件の有力な容疑者として50代の男性A氏を特定した。現在A氏は刑務所に収監中だ。

このニュースが伝えられ、2003年に封切りされた『殺人の追憶』も一緒に話題だ。1986年9月から1991年4月までに起きた「華城連続殺人事件」の犯人を追跡する刑事たちの物語を描いたこの映画は、ポン・ジュノ監督の2番目の作品だ。実際の事件を扱いながら、演出・脚本・演技のすべてで当時の社会像をよく表わして観客動員に成功した。

ポン・ジュノ監督は 『殺人の追憶』の封切り当時のインタビューで、「記憶することじたいが犯人に対する報復の始まり」だとし、「シナリオを書く過程で犯人にぜひ会いたいと思った」と語った。

ポン監督はまた『殺人の追憶』 10周年イベントで、「この10年間に犯人に対してかなり思いをめぐらせたが、血液型はB型だ。86年の1次事件で見たとき、犯行可能年齢は1971年以前の生まれのうちで、ここにいらっしゃる方の中から71年以前の生まれでB型を選び出し、後ろのドアを閉めて身分証明書と一緒に毛髪を一つずつ対照すればいい」とし、「映画にも出てきた第9次事件の犠牲者の女子中学生のスカートからは精液が出た。警察は遺伝子情報をまだ持っている。もしここに来ていらっしゃったら、毛髪と対照して犯人を捕まえることができる」と具体的に説明した。

ポン監督は続けて、「その方の性格上、メディアに取り上げられるのが好きな人であり、10年ぶりに行われるこのようなイベントに来る人だと思う」と付け加えた。それとともにポン監督は「あ、いまどなたか出て行かれますね、いま」と、劇場の出口側のドアを眺めて雑談を肌寒いものにもした。
  • 毎日経済デジタルニュース局_イ・サンギュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-19 09:34:41




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