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イ・スンヨプ完全復活、今シーズン「決勝打」第1位


  • イ・スンヨプ完全復活、今シーズン「決勝打」第1位
  • イ・スンヨプは今季リーグで最も多く、16本の決勝打を記録している。写真=MKスポーツDB

李承燁(イ・スンヨプ、38・サムスンライオンズ)は今シーズン、完璧に復活した。

2011年を最後に8年間の日本生活をたたみ、オリックス・バファローズから国内リーグに戻ったイ・スンヨプは、復帰後に迎えた2012年の最初のシーズンで打率3割7厘に21本塁打・85打点を記録し、無理なく国内リーグへの軟着陸に成功した。

問題は2013年だった。デビュー後ではなく復帰後にも「2年目のジンクス」というものが存在していたのだろうか。イ・スンヨプは2013シーズンは打率2割5分3厘と13本塁打・69打点にとどまった。特にOPSは0.700に満たなかった。

しかし今季シーズン、イ・スンヨプは完璧に復活した。イ・スンヨプは今シーズン3割1厘で27本塁打・88打点を記録し、2007年に読売ジャイアンツで30本塁打を記録して以来、7年ぶりに30本塁打奪還を目前にしている。また、100打点に12打点を残して「3割・30本塁打・100打点」という強打者の象徴的な記録も無難に達成できるものと思われる。

本塁打も打点も優れているが、今シーズンのイ・スンヨプの真骨頂が最もよく表れる部分は決勝打だ。イ・スンヨプは16本の決勝打を打ち、この部分ではリーグ単独首位に上がっている。決勝打を多く記録したことは、チャンスに強い打者であることを意味する。それだけチームを多く勝利に導き、適打が必要なときにチャンスを逃さなかったわけだ。

イ・スンヨプはチャンスに強い打者だ。記録がこれを証明している。2012年シーズンには、朴錫珉(パク・ソンミン)とともに13本で決勝打リーグの共同首位にあがり、不振だったという2013年にも10本の決勝打を記録、チーム内で崔炯宇(チェ・ヒョンウ)に続いて最も多くの決勝打を打った。10本の決勝打はリーグ全体でも共同7位の優秀な記録だ。

範囲を彼が復帰した最近3年にまで広げてみると「やはりイ・スンヨプだ」という感嘆の声が出る。イ・スンヨプは国内リーグに復帰した2012~2014シーズンの間に39本の決勝打を記録し、最近3年間で最も多くの決勝打を放った選手として記録されている。2位は31本を記録した金賢洙(キム・ヒョンス)とチェ・ヒョンウで、イ・スンヨプは8本という少なからぬ本数で2位を引き離している。

サムスンの柳仲逸(リュ・ヂュンイル)監督は、「イ・スンヨプが打ってくれさえすればゲームは解ける」と語る。イ・スンヨプが打っているからだろうか。サムスンのペナントレース優勝は余裕があふれている。
  • MKスポーツ_キム・ナムグ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-29 07:22:21




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