トップ > テクノロジー > IT・科学 > 海外居住の韓国人500人にアンケート「モバイル環境は韓国が素晴らしい」
「海外に住んでみてこそ、国内の生活が良いことを知る」
国内では分からなかったが、海外に住んでみると、改めて国内の商品やサービスが便利だったと恋しくなる時がある。特に韓国は「サービス速度面」で他国の追随を許さない。通信サービスはどうだろうか。韓国の通信事業者連合会が海外在住韓国人の中で、3年以内に韓国と滞在国でそれぞれ3カ月以上、移動体通信サービスの利用経験のある500人を対象に、現地の通信サービスの満足度を調査した。全体的な満足度は、韓国の80％レベル未満で、特に開通時やデータ転送速度、都心における通話の質に対する不満が多かった。国別の居住韓国人の不満を聞いてみた。
まず、米国は、全体的な通信サービスの満足度は56点で、国内（63.2）より7点ほど低かった。海外の平均（53.3）よりやや高いが、韓国と比べて満足度が73％水準だった。特に米国は土地が広いためキャリアの選択時に最優先で通話品質や無線インターネットカバレッジを調べる場合が多い。米国の居住者であるパクさんは「米国は都心でも通話ができないことが多い」とし「建物の中や地下、運転中にデータが頻繁に切れて、一日にも2~3回、携帯電話の使用に不便を感じる」と述べた。
ベライゾンを使用しているイさんは、月の通信料として85ドルを負担している。40ドルが音声・テキストメッセージ無制限の料金で、ここに月2GBのデータを使用するため40ドル程度を支払っている。2GBの基本データを使い切って、データをさらに使うと、15ドルが追加される。イさんは「プランを単純比較すると韓国と似ているが、提供されるデータ量に比べて、価格は米国が高価なようだ」と述べた。このほか、米国では端末や通信の両方のアフターサービス（AS）に時間がかかり、専門的なASを受けることが難しいという不満が多かった。
カナダの通信サービスに対する利用者の満足度は米国よりも大幅に低い44.3のレベルだ。カナダは領土が広く、州ごとに利用キャリアが異なる場合が多いという。したがって、顧客が選択できるキャリアの選択の幅も狭い方だ。シンさんは「州ごとに主に利用する通信事業者が異なり、キャリア選択には限界がある」とし「契約前の相談スタッフは韓国のように営業的ではなく、単純な従業員だ」と述べた。しかし、シンさんは「韓国もキャリアのARS接続が難しいことは欠点だ」と批判した。カナダもアメリカのように、通話品質に対する不満が高かった。ペさんは「市内でも通話が頻繁に切断され、地下では、ほとんど不可能だ」とし「海外で通話はエコー（響き）が激しい方だ」と指摘した。
日本は海外の平均レベルである53.8のサービス満足度を示した。日本は加入などの相談時のタッフの親切さに深い印象を受けたという反応が多かった。クォンさんは「サービス加入時に従業員が説明もしっかりしてくれて、言い方も負担に思うほど親切だ」とし「携帯電話に触れる時も白い手袋をはめて恐る恐る触っていて印象的だった」と述べた。日本も地下鉄や都心の繁華街でのデータ速度は韓国よりも遅いという指摘が多かった。チョさんは「月5000円で4Gプランを使用しているが、速度が遅くてあまり使用していない」とし「3日間で1ギガバイト以上を使うと速度制限がかかるため使いにくい」と述べた。
オーストラリア居住者の通信サービスの満足度は56.0と、韓国の70％水準と調査された。オーストラリアはやはり契約から開通まで短くて2~3日、長くなると一週間を待つ場合もある。また、郊外の地域を旅行する際に音声サービス料金に注意する必要があるという。キムさんは「ボーダフォンを使用しているが、郊外に旅行に行ったときに私も知らない間にテルストラにローミングされ、ローミング費用を10万ウォン追加負担したこともある」と述べた。
ヨーロッパは、国ごとに多少の違いはあるものの、全体的な満足度は56.5で、海外の平均より少し高かった。フランスに居住するチャンさんは「フリーモバイルを使用しているが、費用削減のために、相談業務に対する教育がしっかりとされていないアフリカ系の従業員を多く雇用している」とし「解約の申し込みをしたところ、手紙を書いて送ってくれと言われ、不便だった」と指摘した。スペインに居住するイさんは、「料金が多様で、同じキャリアに限って5つの指定番号まで無制限で通話可能な長所がある」とし「しかし、データ速度が遅く、サービスの量と質を全体的に評価すると手頃な価格なほうではない」と述べた。
海外居住の韓国人500人にアンケート「モバイル環境は韓国が素晴らしい」
国内では分からなかったが、海外に住んでみると、改めて国内の商品やサービスが便利だったと恋しくなる時がある。特に韓国は「サービス速度面」で他国の追随を許さない。通信サービスはどうだろうか。韓国の通信事業者連合会が海外在住韓国人の中で、3年以内に韓国と滞在国でそれぞれ3カ月以上、移動体通信サービスの利用経験のある500人を対象に、現地の通信サービスの満足度を調査した。全体的な満足度は、韓国の80％レベル未満で、特に開通時やデータ転送速度、都心における通話の質に対する不満が多かった。国別の居住韓国人の不満を聞いてみた。
まず、米国は、全体的な通信サービスの満足度は56点で、国内（63.2）より7点ほど低かった。海外の平均（53.3）よりやや高いが、韓国と比べて満足度が73％水準だった。特に米国は土地が広いためキャリアの選択時に最優先で通話品質や無線インターネットカバレッジを調べる場合が多い。米国の居住者であるパクさんは「米国は都心でも通話ができないことが多い」とし「建物の中や地下、運転中にデータが頻繁に切れて、一日にも2~3回、携帯電話の使用に不便を感じる」と述べた。
ベライゾンを使用しているイさんは、月の通信料として85ドルを負担している。40ドルが音声・テキストメッセージ無制限の料金で、ここに月2GBのデータを使用するため40ドル程度を支払っている。2GBの基本データを使い切って、データをさらに使うと、15ドルが追加される。イさんは「プランを単純比較すると韓国と似ているが、提供されるデータ量に比べて、価格は米国が高価なようだ」と述べた。このほか、米国では端末や通信の両方のアフターサービス（AS）に時間がかかり、専門的なASを受けることが難しいという不満が多かった。
カナダの通信サービスに対する利用者の満足度は米国よりも大幅に低い44.3のレベルだ。カナダは領土が広く、州ごとに利用キャリアが異なる場合が多いという。したがって、顧客が選択できるキャリアの選択の幅も狭い方だ。シンさんは「州ごとに主に利用する通信事業者が異なり、キャリア選択には限界がある」とし「契約前の相談スタッフは韓国のように営業的ではなく、単純な従業員だ」と述べた。しかし、シンさんは「韓国もキャリアのARS接続が難しいことは欠点だ」と批判した。カナダもアメリカのように、通話品質に対する不満が高かった。ペさんは「市内でも通話が頻繁に切断され、地下では、ほとんど不可能だ」とし「海外で通話はエコー（響き）が激しい方だ」と指摘した。
日本は海外の平均レベルである53.8のサービス満足度を示した。日本は加入などの相談時のタッフの親切さに深い印象を受けたという反応が多かった。クォンさんは「サービス加入時に従業員が説明もしっかりしてくれて、言い方も負担に思うほど親切だ」とし「携帯電話に触れる時も白い手袋をはめて恐る恐る触っていて印象的だった」と述べた。日本も地下鉄や都心の繁華街でのデータ速度は韓国よりも遅いという指摘が多かった。チョさんは「月5000円で4Gプランを使用しているが、速度が遅くてあまり使用していない」とし「3日間で1ギガバイト以上を使うと速度制限がかかるため使いにくい」と述べた。
オーストラリア居住者の通信サービスの満足度は56.0と、韓国の70％水準と調査された。オーストラリアはやはり契約から開通まで短くて2~3日、長くなると一週間を待つ場合もある。また、郊外の地域を旅行する際に音声サービス料金に注意する必要があるという。キムさんは「ボーダフォンを使用しているが、郊外に旅行に行ったときに私も知らない間にテルストラにローミングされ、ローミング費用を10万ウォン追加負担したこともある」と述べた。
ヨーロッパは、国ごとに多少の違いはあるものの、全体的な満足度は56.5で、海外の平均より少し高かった。フランスに居住するチャンさんは「フリーモバイルを使用しているが、費用削減のために、相談業務に対する教育がしっかりとされていないアフリカ系の従業員を多く雇用している」とし「解約の申し込みをしたところ、手紙を書いて送ってくれと言われ、不便だった」と指摘した。スペインに居住するイさんは、「料金が多様で、同じキャリアに限って5つの指定番号まで無制限で通話可能な長所がある」とし「しかし、データ速度が遅く、サービスの量と質を全体的に評価すると手頃な価格なほうではない」と述べた。
- 毎日経済 ソ・チャンドン記者/写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
- 入力 2015-08-25 04:33:01
