HM Digital、塩度計「キミサングン」開発…日本企業タニタと独占販売契約

塩の濃度を正確に測定してみようという趣旨から始まった塩度計開発 

「キロギアッパ10年目だ。手ずから料理をしなければならない時が多い。塩加減を整えるのはなかなか難しいことだった。糖尿を病んでおり、塩辛い食べ物をできるだけ避けなければならなかった私は、2008年に塩度計の開発に乗り出した」

水関連計測器分野で20年を超えて一つの井戸を掘ったHM Digitalのソン・ユンホ代表(58)が外道(?)をするようになった背景だ。塩の濃度(塩度)を正確に測定してみようという趣旨から始まった塩度計開発は、2年後に完成した。計測器技術を活用したおかげだ。当時、国内では塩度計を製造する業者が2ヶ所程度あったが、高温で測定すると正確度が劣るという指摘を受けていた。どのような温度でも、塩の量を正確に測定できる塩度計はソン代表が作った製品が唯一だ。

製品の名前は「キミサングン」とつけた。キミサングンは朝鮮時代、君主のスラサンの検食・検閲を引き受けた正五品尙宮を指す単語。発売されてから大分経過したキミサングンが最近、全国的にナトリウム摂取自制運動旋風が吹きながら、遅れて大きな関心を受けている。政府が大量に購入し、公共機関に送り活用するようにしたという便りが知らされながらだ。

ソン代表は「料理をする時"適当に"という表現に慣れている韓国の人に塩度計は見慣れないものである恐れがある。しかし、個人別に塩の摂取量は異なるという事実を知らなければならない。塩を調節するだけでも健康管理の半分は成功」と強調した。

現在、キミサングンは月2500個ほど売れて行く。香港でも1000個余りを買っていったかと思えば、世界で初めて体脂肪計を作って有名になった日本企業タニタとも独占販売契約を結んだ。「日本の塩度計市場規模は、年20万個で国内よりはるかに大きい。低塩献立に対する関心も相当なものだ」

水関連計測機、世界的メーカー富商日本タニタと契約結び海外進出


塩度計にすっかり夢中になっているソン代表は事実、浄水器水質測定機器専門家だ。高校卒業後、少しの間クムソンサに就職して働き、以降続けて九老工団で個人事業を営んだ。1987年30代序盤の年齢で設立した会社が今のHM Digitalだ。

昨年、水関連計測器を米国、日本など全世界50ヶ国余りに輸出し、50億ウォンあまりの売上を上げた。

「水質測定機器分野では、世界的なメーカーとして認定を受けるが、中国で私たちの製品を同じように写して売っており頭が痛い。7年間、犯人を探し回ったが捕まらない。塩度計は複雑な技術を必要とし、偽物の心配がなく幸いだ。今後、塩度計に続いて糖度計まで発売し、台所のデジタル化を先導するつもり」
  • 毎日経済エコノミー_キム・ホンジュ記者/ 写真 : リュ・ジュンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-07-22 11:41:49