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マッコリ専門店、創業しても大丈夫か


  • マッコリ専門店、創業しても大丈夫か
  • スルイクジェのウォン・ジョンレ社長が地方有名醸造場を通じて直接空輸するパルドマッコリの姿

マッコリ熱風でマッコリ専門店が至る所に生じた。

最近、創業の雰囲気は一段弱まったが、フランチャイズだけでなく、醸造業者、個人創業が未だに進行中だ。事実、マッコリ専門店は2006年に創業市場を大きく揺らしたアイテムだ。

チョンソン氷マッコリがヒットを打ちながら、類似したブランドが乱立した。競争が過熱しながら業者間の差別化が不足し、マッコリ需要も劣りながら結局、マッコリ熱風は2年内に幕を閉じた。再度吹いたマッコリ専門店創業旋風にも需要層拡大と差別化が成功の鍵だ。

まず、マッコリ需要は5年前と確然として異なる。マッコリといえば頭が痛くおじさんだけが飲むという偏見があったが、現在そのような誤解は多く消えた状態。今は20~30代の若い層も探す酒になった。

農林水産食品部によると、2008年に3000億ウォンだったマッコリ市場規模は、2009年に4200億ウォンへ40%成長した。来年には1兆ウォン市場に大きくなると期待される。このように成長するとはいうが、全体酒類市場で伝統酒が占める比重は3%未満だ。成長傾向は良いが、需要層が厚くないという声だ。

つまり、単純にマッコリ一つだけで成功するのは難しい。最近、マッコリ専門店で色々な伝統酒を一緒に販売するのもこのためだ。次第に酒とメニューを高級化する傾向だ。マッコリをはじめとした伝統酒の場合、1人当たり客単価が1万ウォン前後で低い方だ。

米マッコリの場合、単価が低い上に焼酎やビールのように多く飲まれにくい酒だ。その上、つまみも手が多く行き価格が安いため、客が多くても後に残るものがない商売になりやすい。他の酒より季節的需要を多く乗ることも短所として挙げられる。

去る2009年12月、ソウル瑞草洞に韓国の酒専門店スルイクチェを出したウォン・ジョンレ社長は、地方の有名な醸造場を直接探し回りながら手に入れたマッコリ10種類余りと薬酒、韓国式清酒を特化し、近辺地域で有名な飲食店として噂になった。市中に易しく流通するジャンスマッコリやククスダンマッコリは除外し、サンベクマッコリとサンベクマルグンスルなど差別化された伝統酒も打ち出した。

メニューも高級化した。全ての食材料を国産化し、つまみも直接厨房で料理した。1人当たり平均客単価は2万5000~3万ウォンに上がった。幸い昨年のマッコリ熱風のおかげで常連顧客層を速く作ることができた。現在、顧客の90%以上が再訪問者だ。厚くできなかった伝統酒需要層を常連で補完した。

酒・メニュー高級化傾向

ウォン社長は「マッコリとマルグンスル(薬酒、清酒)は酵母と乳酸菌が生きている生酒でこそ本来の味を出すことができるが、大量に販売されるマッコリの場合、この部分が不足する。それで地方の有名醸造所を探し、直接ソウルに運搬するようになり、一度味を見た顧客らがよく訪れる」と話した。

世界ビール専門店として有名になったワバーも、最近地方自治体と連携し伝統酒店である「ジャンジャク」をリニューアルし披露した。100年サンサムジュ、カヤゴクワンジュ、ムンベジュなど高級酒が追加され、伝統酒をベースにしたカクテルも披露した。つまみメニューも宮中料理コンセプトでオブクチェンバン、シンソルロ、クジョルパンなど高級韓定食を備えた。

参考に、現在韓国伝統酒は大きくマッコリ、マルグンスル(薬酒・韓国式清酒)、蒸留式焼酎など3種類に区分される。現在全国に750カ所余りの伝統酒製造事業者がおり、ここで2000種類以上の酒が生産されると把握される。

ウォン社長は"大部分、市中に流通されず消費者らが易しく接することのできない状況"と伝えた。流通問題さえうまく解決されれば酒を通じて売場差別化が可能になるということだ。

ところで、この流通が侮れない。現在、市場が扱う生マッコリの場合、流通期間が4~10日ばかりだ。市中に流通される一般マッコリは2週以上だが、実際にこの期間を超えると味が劣る。しかも専門流通業者がいないため、いちいち注文しなければならない煩雑さがある。このため需要予測がうまくできない場合、流通費と在庫負担が大きいという短所がある。
  • 毎日経済エコノミー_キム・ボムジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2011-03-23 04:00:12