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KAIST、組み立て可能な人工筋肉開発

ウェラブル機器に適用可能な柔軟な電子素子開発に寄与 

韓国研究陣が、軽くて柔軟な材料で実際の筋肉と動きが似た人工筋肉を作った。

KAIST機械航空システム工学部のオ・イルグァン教授チームは、軽くて柔軟な材料である有機高分子を利用して実際の筋肉と似たように動かすことができる人工筋肉を開発したと6日明らかにした。この技術は今後、人体親和性がカギとなるウェアラブル機器に適用可能な柔軟な電子素子開発に寄与するものと期待される。既存では物質内でイオン交換がされてイオン導電性を持つイオン性高分子を用いて人工筋肉を作った。

しかし、イオンが移動する内部サイズや形象を制御しにくく性能向上が難しいうえに、硬い金属電極を使用するための柔軟性に限界があった。これに対し研究チームは、イオン性高分子で使用される金属電極の代わりに電気が通じる柔軟な導電性高分子電極を適用して、完全な有機高分子で成された人工筋肉を作った。このように作られた人工筋肉は、実際に、既存の素材に比べてイオン伝導度が2.7倍以上高く、反りも3倍以上良く集積化や低電力化に有利なことが分かった。
  • 毎日経済_キム・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-06 17:08:38




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