Q.韓国の児童虐待の実態について教えてください。(3)

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A. 少女の父親はゲーム中毒でした。少女の生母と離婚した後、他の女性と同居しながら常習的に実の娘を虐待しました。同居人の友人がたまに遊びに来てチキンやピザを食べながらも少女には、余った食べ物すら与えませんでした。それにもかかわらず、何でも食べるという理由で殴ったと言われています。

勉強ができる賢い子どもでしたが、実際に学校に通ったのは2年生の1学期まででした。その後は父親が学校に行かせませんでした。少女が学校に来ないので、担任の先生は交番に失踪届を出そうとしましたが、親権者ではないため警察は申告を受け付けず、子どもを連れて父親が富川から仁川に突然引っ越したため、うやむやになってしまったのです。

その後は気まぐれな父親のストレス解消道具に過ぎませんでした。脱出しようとしましたが、通りすがりの通行人が少女を家に連れ戻したせいで失敗し、少女にとって家は地獄と変わらなくなってしまいました。

2015年12月、少女は父親が手首を縛っておいて、しばらく出て行った隙に、建物外壁のガス管を伝ってこっそり脱出しました。家から出た少女は、あまりにもお腹が空いていたので近くのスーパーマーケットでショッピングカートにお菓子を入れて外に出ようとして店主に見つかりました。

食べ物に執着するやせ細った子どもを哀れに思った店主は、温かい飲み物と食べ物を与えて、警察に​​通報しました。発見当時、11歳の少女の背丈は120センチで体重は16キロに過ぎませんでした。4歳の子どもの体重です。

警察が調査した結果、自宅で飼っていた犬はふっくらと太っていて、再び周りの人の心を痛めました。父親と同居していた女性が、少女を犬ほどにも扱わなかったからです。

2年間の監禁生活にもかかわらず、少女は意思表現を明確にしました。父親に対する処罰を望んでいるという考えを明らかにしたのです。

少女が脱出した後、同居人は友人と一緒に少女がいたスーパーマーケットを訪ねてきて監視カメラを確認しましたが「自分の子どもではない」と言って逃げて行った後、警察に逮捕されました。

去る2月19日に開かれた裁判で、少女の父親と同居人は懲役10年、一緒に住んでいた同居人の知人には懲役4年が宣告されました。

少女が脱出して全国の小学校は非常事態となりました。特別な理由なく学校に長期欠席した子どもたちの動態を把握し始めたのです。全国で7日以上長期欠席した子どもたちの家を訪問していた中、2016年2月3日、富川の家庭で11カ月間放置された女子中学生の遺体が発見されました。

女子中学生を暴行して死亡させた人は、父親と継母でした。父親は神学大学の兼任教授であり現職の牧師で、2007年に妻と死別した後、自分が兼任教授だった神学大学の生涯教育院に通っていた現在の妻と出会って結婚しました。

結婚してすぐに3人の子どもの母親になった女性は、その状況に耐えられず、毎日言い争いになり、最終的には3兄妹はバラバラになります。長男は2012年に家出して、現在、慶南の考試院(国家試験を準備する人が勉強と寝泊りをする狭い賃貸部屋)で暮らし、長女はドイツへ逃避留学していました。末っ子だった女子中学生だけは継母の妹である叔母に預けられました。

同年代の娘のいる叔母は他人の子が目障りだったのか、女子中学生の虐待を始めました。女子中学生は死ぬ1週間前に家出して友達に会い、自分の腕や足にできた傷を見せました。次の日、女子中学生は小学校6年生のときの担任の先生を訪ねて行き相談しましたが、先生は女子中学生を新しい叔母に送り帰します。

叔母の家には連絡を受けた父親が待っていたのですが、父親に手のひらとふくらはぎを叩かれた女子中学生は、その日、再び家出しました。また小学校の頃の担任の先生のもとへ行きましたが先生が家におらず、マンションの警備員に「一日だけ寝かせてくれ」と願いましたが、警備員もこの女子中学生を早く家に帰さなくてはと考え、叔母に連絡しました。

新しい叔母は女子中学生を両親に引き渡し、牧師夫婦は子どもが家から出ていけないように服を脱がせて殴りました。午前1時からほうきなどで叩き、女子中学生が死亡すると、学校に家出したと嘘をついて家の中に遺体を放置しました。

家出事件を捜査していた警察は、捜査に非協力的な親を怪しく思い、女子中学生の友人から暴行の事実を聞き、捜査の方向を変えました。そして家宅捜索をしていてこの女子中学生の遺体を発見したのですが、警察が家に入るのを拒んでいた牧師夫妻は押収令状を見せる素直に応じたそうです。

女子中学生の父親は「祈れば娘が蘇ると思った」と供述しましたが、警察は教授になろうとしていた彼が、娘を暴行して死なせたという事実が明らかになれば地位を失うと予想して、遺体を家の中に隠したと見ています。

担任の先生やアパート警備員が女子中学生を家に送り返していなければ、女子中学生は他の場所で笑っていたのではないでしょうか。家出した子どもや若者を親のもとへ帰すことが良い事とは言えない世の中、21世紀の韓国人は、そのような社会で暮らしています。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-02-25 00:00:00

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