Q.YGエンターテイメントの代表が所属していたという、ソテジワアイドゥルってどんなグループ？
| A. | ソテジのマネージャーが「ぜひ出演しろと言ったくせに批判だけ聞いた」と興奮するほどであったが、このプログラムはソテジワアイドゥルの生活を180度変えることになる。 評論家たちはバラード中心の大衆歌謡に炎症を感じていた10代・20代の趣向を知らなかった。音楽にはまり、中学校卒業を最後に学業から離れたソテジとダンサーのヤン・ヒョンソク、イ・ジュノの「ナン・アラヨ」は、嵐を起こした。 ハングルの構造上、ラップは不可能だという先入観をソテジワアイドゥルが払しょくした後、韓国の歌謡界は10代向けのダンスミュージックを中心に再編され、以来ラップを大衆化させたノイズ、DJ DOC、ルーラのようなダンスグループが競って進出することになる。ソテジはアイドルグループブームの震源地であった。 ダンスのメンバーイ・ジュノの虫垂炎により放送出演を中断したソテジワアイドゥルは、6ヶ月のブランクの後に2集「ハヨガ（=하여가 / 何如歌)」を披露する。音楽評論家たちがソテジの最高の曲として挙げる国楽と黒人音楽（ヒップホップ）、ヘビーメタルを組み合わせた曲だ。ソテジは3集でラップとメタル、4集ではギャングスターラップなど、アルバムを新しく出すたびに、すべて新しいジャンルで韓国の歌謡界に風を吹き起こし文化大統領の位置につくこととなる。 ソテジワアイドゥルはドレッドヘアや染め髪、スクールルックファッション、ヒップホップファッション、スカートファッションを流行させた張本人でもある。大衆歌手として南北分断や青少年の家出などの社会問題を公論化させて波長を起こしたが、4集タイトル曲「カムバックホーム」を聞いて家出した青少年たちが家に帰ったという逸話もある。 ☞ ソテジワアイドゥルは4枚のアルバムを出したが、いずれも韓国大衆音楽100大名盤に入った。 ☞ ソテジは多くのファンに劣らず、アンチファンもついて回った。韓国歌謡界の「アンチ」という単語は「ソテジ・アンチ」から始まった。悪魔崇拝者、ゲイ、妊娠説、盗作疑惑が絶えず出回った。ソテジの活動当時の音楽評論家たちはソテジワアイドゥルにより生計を維持したほど。笑い話でソテジがカムバックすると評論家もカムバックするという話もある。 ☞ ソテジワアイドゥルのメンバーであるソテジ、ヤン・ヒョンソク、イ・ジュノはすべて年の離れた相手と結婚した。イ・ジュノは、妻と23歳差で妻の母と2歳差しかないという。夫婦3組の年齢差を合わせるとなんと51歳にもなる。 イ・ジュノ（1967年生まれ）は、グループ解散後、芸能事務所を設立した。相次ぐ事業の失敗により、一時には40億ウォンの借金をして信用不良者へと落ちこぼれたが、この借金をすべて返済し今では結婚式場やダンスアカデミーを運営している。 2011年に45歳にして23歳年下のパク・ミラと結婚した。 ヤン・ヒョンソク（1970年生まれ）は、BIGBANGや2NE1を抱える韓国3大芸能事務所、YGエンターテイメントの首長だ。所属歌手らを自由に放牧することで有名である。ソテジが童顔であるのに対し、ヤン・ヒョンソクは驚異的な老顔であることで有名である。 2009年、ジェクスキスのメンバーだったイ・ジェジンの妹イ・ウンジュ（81年生まれ）と結婚した。娘が1人いる。 ソ・テジ（1972年生まれ）は、2011年にイ・ジアと離婚した後、財産分割訴訟で波紋を起こした。 2013年に映画「国家代表」でコーチの世間知らずの娘役で印象深い演技をした俳優イ・ウンソン（88年生まれ）と再婚した。 |
- Lim, Chul
- 入力 2014-07-11 12:00:00
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