Q.代表的なモデル出身の俳優たちについて教えてください。(4)

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A. ※この記事は「代表的なモデル出身の俳優たちについて教えてください。(3)」の続きです。

演技者に変身した女性モデルは、ロマンチックコメディの女王と呼ばれるコン・ヒョジンが1番最初に思い浮かびますね。ところが、コン・ヒョジンはファッションモデルではなく、雑誌の画報モデル出身です。顔がずば抜けて綺麗な方ではありませんが、出演したドラマ『パスタ~恋が出来るまで~』(MBC、2010)と『最高の愛』(MBC、2011)で、愛くるしい行動でコンブリ(コン・ヒョジン+ラブリー)というニックネームを得たりもしました。

コン・ヒョジンは、女優キム・ミニ、イム・スジョン、シン・ミナとすごく仲がいいです。全員モデル出身であるためでもあるでしょう。

2016年6月、ホン・サンス監督との不倫で世間を騒がせたキム・ミニは、モデル出身らしく服をおしゃれに着ることで噂になりなした。体型もスリムで。そのためか「モデルのような女優」という修飾語が付いて回ります。

信光女子高1年生の時、授業を終えて家に帰る途中でキャスティングされ、化粧品「Gienic」の広告を撮ったいいます。

中学校の時は、身長が結構高くてバスケットボール選手になりなさいと勧められたりもしましたが、本人はモデルになることを望んでいたのに身長が170センチからそれ以上伸びず、それなりに不満だったそうです。幸いなことに、バスケットボールをしろという声は頻繁に聞いたでしょう。主にファッション雑誌のモデルとして活動をしましたが、爽やかな顔に高い身長、痩せた体型に服が引き立たせるため、ファッション雑誌を見る同年代の少女たちがすごくうらやましがったことでしょう。

1990年代末には、移動通信社ハンソルエムドットコムの広告を男性スターたちと一緒に撮ったりもしたでしょう。そしてものすごい反響を引き起こしました。キム・ヒョジン、ウォンビンと一緒に出演した広告では、「友達の友達に恋したね」と言って注目を受けて、チャ・テヨンとシン・ミナと三角関係を成したCFで「私があなたのもの? 私は誰にでも行ける」、「愛は動くものだ」という力強い言葉を投げたでしょう。

この広告のコメントは、数多くのパロディを作りました。「妻(아내 / アネ)」という二行詩も登場したほどです。

아:妻が家を出て行った。引き止める私に妻はこう言う。
내:私があなたのもの? 私は誰にでも行ける。

広告がなぜかキム・ミニの事情の多い恋愛談を予告するかのようでもありますね。

CF側ではそれなりに株価を上げる女優シン・ミナは、映画とは縁がないのか、または作品を選んだ運がないのか、映画『私の愛、私の花嫁』(2014)などの数本を除いては、ことごとく興行に失敗した歴史を持っています。そのため、「韓国映画史最高の核潜水艦」、「忠武路(韓国映画界を指す言葉)の不渡り小切手」という別名まで得ました。

しかし、シン・ミナの人生は平安です。ヒット作がない女優としてはCFにキャスティングされる比率がすごく高いでしょう。2008~2009年度には韓国のCFクイーンでした。

※この記事は「代表的なモデル出身の俳優たちについて教えてください。(5)」に続きます。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-12-30 00:00:00

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