Q.格別な友情を誇示している「財閥」と「芸能人」は誰？
| A. | しかし、最近では「財閥」と「芸能人」を別のものとして区別することが難しいほどになった。芸能人こそが財閥であり、また財閥が芸能人になる。芸能人は財閥顔負けの収入を稼いで、財閥は芸能人に劣らないスキャンダルの標的にされる。 ところが、甲乙関係に置かれていた両者の関係が、最近では、世代を超えて「友情」を分かち合う間に発展している。 俳優イ・ジョンジェとテサングループの長女であるイム・セリョンさんは親しみを超えて「スキャンダル」まで起きた。二人は昨年5月、フィリピンに2泊3日の宿泊出張に行っており、後に無数の推測性記事があふれた。ついにはスキャンダルにまで飛び火した二人の関係は、イ・ジョンジェ側の解明で一段落した。イ・ジョンジェは、当時イムさんとの親交を認め、「ビジネス上の理由から日程が同じであったため、一緒に出張に行ってきただけ」と説明した。イムさんはイ・ジョンジェだけでなく、俳優チョン・ウソン、ファッショニスタ、キム・ミンヒ、モデル出身の俳優キム・ナムジンとも親交が厚い。特にキム・ミンヒと一緒に撮った「親しいセルカ」は、インターネット上で話題になった。 俳優イ・ソジンは芸能界を代表する「オムチナ」だ。ニューヨーク大学経営学科出身で「パワーエリート」の父親（2005年死去）がいる。華麗な背景にふさわしく、「パワー人脈」もまた注目を集める。イ・ソジンは、ハンナラ党の鄭夢準議員と年齢を越えて格別な友情を交わしている。 2002年、江南のあるホテルのフィットネスサウナで初めて会い、今でも「父のような方」と親しみを維持している。鄭議員の選挙事務所開所式に出席し、広報大使を自ら要望したり、現代グループのピョン・ジュンソク夫人の葬式を弔問したりもした。恋人キム・ジョンウンとの決別後、蟄居に入ったイ・ソジンを外の世界に脱出させたのも、やはり鄭議員だった。当時イ・ソジンは、鄭議員と一緒に「プラシド・ドミンゴ」の来韓公演を観覧する姿がマスコミに捕捉されて関心を集めた。鄭夢準議員はイ・ソジンのほか、歌手キム・フングク、イ・スンチョル、俳優パク・チュンフン、アン・ソンギなど芸能界に幅広い人脈を形成している。 「韓国版ブランジェリーナカップル」であるチャン・ドンゴンとコ・ソヨン夫婦の財界人脈も豪華である。チャン・ドンゴンは、長い期間、広告モデルとして活動しながら、大企業CEOらと親交を積んでいる。 コ・ソヨンの財界人脈は夫より一枚上だ。サムスンの李健煕会長の長女であり、新羅ホテルのイ・ブジン社長と「姉弟」の間になり、個人的な悩みも相談することが知られている。「ジャンゴカップル」の結婚式では結婚式の花の装飾をイ・ブジン社長が直接引き受けたという逸話は有名である。コ・ソヨンはイ・ソヒョン第一毛織副社長とも親交があり、モデルとして活動した愛敬・現代建設などの幹部とも縁を結んでいる。 歌手ピと大企業「会長」との密接な親交関係が改めて注目を浴びた。ピは昨年発表したスペシャルアルバムに「VIP Thanks TO」というコーナーを作って財界人を直接取り上げた。当時、ピはCJグループのイ・ジェヒョン会長とイ・ミギョン副会長、ロッテショッピングのシン・ヨンジャ社長、チェ・ヨンスホテルロッテ免税店の代表などに「叔父、母、叔母のように私を見守ってくださって愛してくださる」と親近感を示した。特にイ・ミギョン副会長は、ピが相次ぐ訴訟で精神的な困難に直面したときに暖かい慰めやアドバイスを伝えたことが分かった。 今まで、芸能人と財閥の人脈は非公式なルートを介して開始されるか、「秘密」の関係に維持されてきた。しかし、最近では高級ブランドのVVIPの集まりやローンチショー、ホテルのフィットネスなどを介して自然に出会いが行われている。いくつかの宴会や懇親会を通じてピンク色のモードが形成されることもある。 注目すべき点は、芸能人や財界の人脈は今までのような広告主とモデルの関係を超えて、ビジネス以上の関係に発展しているということだ。お互いの「メンター」として言及されるほど、さまざまな形で影響を与えている。財閥関係者と定期的な会合をしたり、食事の席を設ける芸能人たちもかなり多い。これは、芸能人の地位や影響力の上昇が主な原因の一つである。 芸能人の影響力は、わずか10年前と比較しても非常に大きくなった。実際に海外進出時に財閥の人脈は見えないところで多くの助けを与えている。ある韓流スターのマネージャーは「文化や娯楽に興味を持っている財閥家の人たちが多い。 彼らと新しいアイデアをやり取りできるという点で会議に招待されたりする」と耳打ちした。財界のある関係者は「芸能人と財閥は似た点が多い。本音を誰にもすぐ打ち明けない人である」とし「お互いのニーズがよく合い、開いている部分を埋めあうにはこれ以上ない良い相性である」と伝えた。 ※この記事は2011年1月4日に作成されたものであり、現在の情報とは異なる可能性があります。 |
- スタートゥデイ_チン・ヒャンヒ記者/写真=MBN
- 入力 2014-09-29 12:00:04
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