Q.韓国の放送局にて出演禁止になっている芸能人はいますか?

답변게시판
A.
2005年7月30日、生放送で進行されたMBC音楽キャンプに出演していたインディーズバンド「ラックス」は「今から最後まで」を歌っていた。

インディーズバンドのクライングナットの「馬を走らせよう」が人気を呼ぶと、MBCは評論家の推薦を受けたインディーズミュージシャンを紹介していた。ラックスもその日の最後の順序を引き受けた状態であった​​。ラックスは多くのバンドと一緒に楽しもうとし、女性ドラマーが含まれている3人組パンクバンド「カウチ」も舞台に一緒に立った。

インディーズバンドが一緒になって雰囲気が高まりクライマックスに向かう直前、突発的な事件が起こる。突然カウチのメンバーたちがパンツを膝まで下してしまったのだ。「俺はこうやって、この地に立ったまま」と歌いながらピョンピョン跳ねた。全国に生中継されていた放送の画面が変わるまでに7秒かかった。その間カウチは、自分たちの裸体を画面に映した。急いで観客席に切り替えられたカメラにはうちわで子供の目を覆う母親と慌ててどうしていいか分からている女子学生が映った。

その日の夕方、MBCニュースデスクはニュースの前に謝罪文から読み上げた。

カウチショックと呼ばれるこの事故で音楽キャンプは放映が全面中断され、その後プログラム自体がなくなった。警察の調査が開始され、カウチのメンバー2人は拘束された。何も過ちを犯していないラックスのリーダー、ウォン・ジョンヒも警察の調査を受けた。

韓国歌謡界史上最悪の事故として記録されたこの日、ようやく羽根を広げようとしていたインディーズ音楽界は致命的な打撃を受けた。 2009年まで完全に地上波テレビの出演が禁止され、ラジオの音楽番組もインディーズメンバーたちの出演を好まななくなった。インディーズバンドの巣だった弘益大学前のクラブもきれいになくなってしまった。

韓国音楽界はカウチショックで韓国歌謡がアイドルのみテレビやラジオに出演する偏った市場に変化したと嘆く。

このような事故を起こしたグループカウチとラックスのメンバーは、当然MBCへの出演が永久的に禁止された。インターネットの流行語の一つである「天下のケサンノム(単語帳を参照)」という言葉はカウチショックを想起させる。

芸能人が犯罪を犯したからといって、放送出演を永久に禁止する法規定はない。サッカー、野球などのスポーツ界では協会に登録された選手の名前を抹消して試合に出場しないようにできるが、俳優と歌手という職業自体を防ぐ制度はない。ただ放送局が禁止リストを作成し出演依頼をしていないだけだ。

KBSは出演禁止名簿に上がる場合、そのアーティストに関連する情報画面と歌も電波に載せない。やむを得ず資料映像が出る場合には、モザイク処理をする。 MBCも自主的に出演禁止名簿を運用する。これに対し、SBSは名簿がない。代わりに、独自のガイドラインに基づいて社会的物議をかもした芸能人の放送出演を制限する。

しかし、出演禁止になった芸能人の芸人生命が終わるわけではない。ケーブルテレビは出演禁止名簿がない。特にJTBCなどの4つの総合編成チャンネルができてからは、司会者とコメディアンなどの芸能人が貴重であることもあり出演禁止が無色になった。事故を起こして自粛していた芸能人もこっそり活動を再開し、ケーブルTVに出演したことに対する世論を見守っていた地上波の放送局も出演させる。犯罪者たちもそれ相応の代価を払った場合は再開の機会を与えなければならないのは当然だが、最近はほとんどの事故は大目に見る雰囲気なので芸能界は滅茶苦茶だという声を聞く。

出演が禁止になる理由は放送局ごとに異なるが、KBSとMBCの基準では薬物乱用が16人で最も多く、ギャンブル(12人)、露出(8人)、性的スキャンダル(6人)、経済事犯(4人)、ひき逃げ・当て逃げ事故(2人)の順である。盗難と兵役問題で出演が禁止された芸能人もいる。この二つの放送局の名簿に記載されているアーティストは、2014年上半期現在51名であり、両方の放送局から出演が禁止された芸能人は半分程度の26人である。

出演禁止芸能人リスト

1. ソルタウンのスティーブン・キム(歌手、麻薬類管理法違反)(MBC)
2. チュ・ジフン(俳優、麻薬管理法違反)(KBS):広告と映画出演は許可されている。
3. イェ・ハギョン(俳優・モデル、麻薬管理法違反)(KBS、MBC)
4. ユン・ソルヒ(俳優、麻薬管理法違反)(KBS、MBC):2007年から約1年間イェ・ハギョンなどから麻薬購入資金1億ウォン余りを受けてエクスタシーとケタミンを搬入して販売して投薬した疑いで拘束され、懲役3年を宣告された。映画「食物連鎖」にキャスティングされた。
5. オ・グァンロク(俳優、麻薬管理法違反)(KBS):広告と映画出演は許可されている。
6. チョン・ジェジン(俳優、麻薬管理法違反)(KBS、MBC)
7. キム・ソンミン(タレント・俳優、麻薬管理法違反)(KBS、MBC)
8. クラウンJ(歌手、麻薬管理法違反)(KBS、MBC)
9. チョン・チャンゴル(コメディアン、麻薬管理法違反)(KBS、MBC)
10. イ・スンヨン(ミス・コリア出身のタレント、プロポフォール投薬)(KBS、MBC):総編MBNトークショーシーズン2の MCで放送に復帰。
11. パク・シヨン(ミス・コリア出身のタレント、プロポフォール投薬)(KBS、MBC):認知度が低かったが、神話のメンバーである エリックとの熱愛説が広がり有名になった。常習投薬の疑いで懲役8か月に執行猶予2年を宣告されて自粛の時間を持った。TV朝鮮のドラマ「最高の結婚」に出演する。
12. チャンミインエ(俳優、プロポフォール投薬)(KBS、MBC):客船セウォル号沈没事故と関連して愛の実社会福祉共同募金会に500万ウォンを寄付して自粛中。
13. ヒョンヨン(タレント、プロポフォール投薬)(MBC)
14. エイミー(タレント、プロポフォール+ゾルピデム投与)(MBC):プロポフォール事件起訴を担当した検査とスキャンダルに包まれた。検査はエイミーが受けた整形手術が失敗すると、医師を脅迫して再手術をさせたり補償金を代わりに受けとるなどの役割をし、現在の拘束された状態。このような状態で彼女はまた薬物投薬の疑いで告発を受け、結局裁判になった。
15. イセンス(歌手、大麻喫煙)(KBS、MBC)
16. ソン・インファ(コメディアン、大麻喫煙)(KBS、MBC)
17. ラックスのメンバー5人(露出)(MBC)
18. カウチメンバー3人(露出)(MBC)
19. イ・サンミン(ルーラのリーダー、賭博場開設)(KBS、MBC)
20. シン・ジョンファン(歌手・タレント、常習賭博)(KBS、MBC)
21. カン・ビョンギュ(野球選手出身のMC、常習賭博)(KBS、MBC)
22. NRGイ・ソンジン(歌手、詐欺・賭博)(KBS、MBC)
23. キム・ヨンマン(コメディアン・MC、違法賭博)(KBS、MBC)
24. イ・スグン(コメディアン・放送、違法賭博)(KBS、MBC)
25. タク・ジェフン(コメディアン・放送、違法賭博)(KBS、MBC)
26. トニー・アン(H.O.Tのメンバー、違法賭博)(KBS、MBC)
27. アンディ(神話のメンバー、違法賭博)(MBC)
28. ブーム(歌手・MC、違法賭博)(MBC)
29. ヤン・セヒョン(コメディアン、違法賭博)(MBC)
30. コン・ギタク(コメディアン、違法賭博)(MBC)
31. ユ・ヨンシル(歌手、性的スキャンダル)(MBC):1992年、韓国で初めてヌード写真集「イヴの肖像」を発刊したが、わいせつ物に規定された。MBCプレビューディスカッション司会者だったバクギョンジェ弁護士と不倫関係を結んで、慰謝料の紛争に巻き込まれ出演禁止命令を受けた。
32. イ・ギョンヨン(青少年性保護法違反)(KBS、MBC、SBS):青少年との援助交際疑惑に巻き込まれ10年間俳優の仕事をやめた。当時バツイチだったイ・ギョンヨンに接近した女性は自分を21歳の大学生とだました後、性関係を結んだ。この女性はバーで働いており、エロ映画にも出演した経歴を持つ美人局であることが明らかになったが、まだ放送出演は解けていない。2011年からは映画に出演している。
33. コ・ヨンウク(グループ・ルーラのメンバー、性的暴行)(KBS、MBC):芸能界でプレイボーイとして定評のある人物で、2012年に未成年者性暴行容疑を受けた。その後、他の女性2人から追加で性的暴行を提訴された。そのうちの一人は14歳の中学生の時に被害にあったと述べた。再審の最後に懲役​​2年6ヶ月、電子足輪付着3年を宣告された。
34. ソン・ヨンチャン(タレント、援助交際)(KBS):売春現場で摘発された未成年者、被疑者が自分によくしてくれたタレントのおじさんを覚えていたために拘束された。
35. コン・ミニョン(コメディアン、性的暴行)(SBS):釜山で会った女子高生3人とお酒を飲んだ後、モーテルに滞在、隣の部屋で眠っていた女子学生の胸を触ってセクハラした疑いで懲役2年6ヶ月、執行猶予3年を宣告された。
36. ソン・ヒョナ(ミス・コリア出身のタレント、売春)(MBC):2002年エクスタシーを服用した疑いで懲役8年、執行猶予2年を宣告され、1年以上の自粛期間を経た後、ヌード写真集をリリースして人気を生んだ。 2010年、3回にわたり個人事業家と性交を結んだ後、5000万ウォンを受け取った容疑で略式起訴されたが、正式裁判を要求。しかし、罰金200万ウォンの刑を宣告された。裁判の過程で性買収者容疑を受けた男が容疑を認めたことが有罪判決の決め手。プレゼントとして与えたと言っても良い彼がなぜ自分の容疑を認めたのかは謎だ。
37. ナ・ハニル(俳優、特定経済犯罪加重処罰法違反)(KBS、MBC):2010年の違法融資の疑いで2年6か月の実刑を宣告され、不動産詐欺の疑いで再び起訴された。
38. チョン・ウク(俳優、類似受信行為規制法違反)(KBS)
ソ・セウォン(コメディアン、株価操作・横領)(KBS):映画「緊急措置19号」を推進する過程で、PDに金銭を与えたことと虚偽の税金計算書を発行する手法で制作費の脱税をおこなった事実がばれ懲役10か月に執行猶予2年を宣告された。2009年の株価操作と会社資金横領で懲役2年、執行猶予3年を受けた。このような中で知人が特別出演した映画「箸」が公開されたが、全国で観客が480人だった。以来、牧師に変身した後、妻ソ・ジョンヒを暴行するCCTV映像が公開され、最終的に離婚法廷に立った。
39. カン・ソンフン(ジャックスキスの元メンバー、詐欺)(MBC):韓流活動プロジェクトをする際に借金をしたため詐欺の疑いで逮捕された。長い裁判の末に嫌疑なしで釈放されたが、2013年には再び詐欺の疑いで告訴され、懲役1年6か月、執行猶予2年を宣告された。
40. クァク・ハング(コメディアン、車両窃盗)(KBS、MBC):コメディアンとして売れ始めた時にベンツ強盗事件で懲役4か月、執行猶予10月を言い渡された。以後、自粛するかと思われたが中古車売買センターに展示されていた米国産ジープハマーH3を盗んで逃げ、調査中だったが警察に逮捕された。
41. チョンアン(グループ・キャンディのボーカル、拉致強盗傷害自作自演)(KBS):地下鉄でナイフで傷を受けたという自作劇を繰り広げた。
42. キム・ヨンジュン(SGワナビーのメンバー、当て逃げ)(KBS、MBC):当て逃げ事故を起こした後、逃走したが、後に警察署に申告された事件があるか聞くために電話したところ、「あなたが犯人だろう?」という奇襲的な警察の質問を受け、驚きのあまり自白したという。
43. ヨ・ウクファン(タレント、飲酒運転・当て逃げ)(KBS、MBC):2011年、飲酒運転で信号を待っていた車の後にぶつかり、そのまま逃げた疑いで起訴され、懲役8か月、執行猶予2年を宣告された。
44. MCモン(歌手、公務執行妨害)(KBS、MBC):軍隊に行かないために7回入隊を延期した末、生歯を抜いており兵役ブローカーに金を渡した事実が明らかになった。検察が故意的に抜歯をしたという事実を確実に証明できず、兵役法違反は無罪を受けたが公務執行妨害の疑いで懲役6か月、執行猶予1年、社会奉仕120時間確定判決を受けた。

出演禁止名簿にあったが解除された芸能人

コ・ホギョン(俳優・歌手、大麻喫煙)(KBS)
ハ・ヤンス(歌手、大麻喫煙)(KBS)
キム・スヨン(タレント、大麻喫煙)(KBS)
オ・グァンロク(俳優、麻薬管理法違反)(MBC)-MBCとKBS両方の名簿に名前があったが、MBCは基皇后出演で解除確定
キム・ジュンウォン(歌手、大麻喫煙)(KBS、MBC)
チュ・ジフン(歌手、麻薬管理法違反)(MBC)
チョン・イングォン(歌手、麻薬服用)(KBS):大麻喫煙で拘束さてから、薬物だけで拘束を4回も受けた。
パク・ソンジュ(歌手、麻薬管理法違反)(MBC)
  • Lim, Chul
  • 入力 2014-09-12 10:45:00

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