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将来のサムスン導くCEO候補群…ソウル大・理工系出身・50代男性


将来のサムスングループを導いていく最高経営責任者(CEO)候補群の特徴は何だろう。

9日、毎日経済新聞が定期役員人事を終えたサムスン電子の副社長昇進者を分析した結果、ソウル大学出身の電子・電気工学専攻高が際立つことが分かった。サムスン電子は今回の副社長人事で核心人事31人を促進させ、将来のCEO候補群をぶ厚く強化した。前回の人事のときの副社長昇進者(14人)の2倍を超える規模だ。

今回のサムスン電子副社長昇進者のキーワードは「理工系出身」「修・博士号」「ソウル」などがあげられる。

まず例年と同様に今回の人事でも、競合他社との技術的な超格差を拡大するための理工系出身に対する選好現象が目立った。副昇進者のうちで理工系出身者は77%に達し、特に電子工学(6人)と電気工学(4人)、そして機械工学(4人)専攻出身者が多いことが分かった。工学以外の経営学・経済学専攻はそれぞれ4人と2人で、物理学・化学・私法学出身社も今回の副社長昇進人事に含まれた。

大学ではソウル大学の学部出身者が全体の42%にあたる13人に達した。続いて延世大学出身者が6人で漢陽大学出身者は3人だった。副昇進者が明らかにした最終学歴もまた博士11人と修士9人で、修士号以上の所持者が全体の65%を占めた。このうち米ジョージアテック(ジョージア工科大学)、マサチューセッツ工科大学(MIT)などの海外の修士号・博士号所持者も6人だった。

今回のサムスン電子の副社長昇進者31人の平均年齢は54.2歳で、イ・ジョンヨル メモリ事業部ソフトウェア開発チーム長・副社長、チュ・チャンフン事業支援TF副社長の3人が50歳の最年少昇進者として記録された。最も高齢の昇進者は58歳だった。副社長昇進者はすべて男性だった。

サムスン電子副社長はサムスン電子はもちろん、サムスングループの各系列会社のCEOに上がるための核心コースとしてあげられる。今年、サムスングループの社長団人事で新規任命されたチェ・ジュソン サムスンディスプレイ社長とファン・ソンウ サムスンSDS社長をはじめ、チョン・ヨンヒョン サムスンSDI社長、キョン・ゲヒョン サムスン電気社長など、電子系列会社4の代表取締役はすべてサムスン電子出身のCEOだ。
  • 毎日経済_パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-09 23:42:13




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