ネイバー、新任代表のチェ・スヨン氏に人事全権を付与



ネイバーの李海珍(イ・ヘヂン)グローバル投資責任者(GIO)は新任の最高経営者(CEO)と最高財務責任者(CFO)に内定したチェ・スヨン責任リーダーとキム・ナムソン責任リーダーに人事全権を付与し、本格的な組織改編に乗り出した。二人は今月末までに、ネイバーの変化のためのスケッチを描く「トランジションTF」の構成に乗り出す計画だ。

18日の情報技術(IT)業界によると、李海珍GIOはチェ・スヨンCEO内定者とキム・ナムソンCFO内定者との会合を通じてネイバーの変化を注文し、トランジションTFに人事全権を委任した。トランジションTFはネイバーのグローバル経営を加速し、組織体系と文化を画期的に改善する任務を与えられた。 李GIOは今回の組織改編を通じて「海外進出」に本格的な力点打つリーダー級の改編を注文しており、これに基づいて両内定者は海外競争力を中心とした人事・組織改編案を断行するものと見られる。

李GIOはCEOとCFOを公式に選任する前日、理事会会議の場で「変化に対する恐怖を克服してほしい」という注文を出したと伝えられた。あるネイバーの上級関係者は、「理事陣はネイバーが変化という恐怖を克服し、世界に進むべきだということに共感した」と伝えた。けっきょくネイバーの経営陣は変化を選び、ベンチャー企業の成功神話をもう一度思い出させ、変化に対する危険を背負うというところに意見を集めた。

ネイバーはトランジションTFとは別に、来年から海外事業に拍車をかけるために大々的な準備作業に入った。特にサーチ(検索)、フォレスト(ネイバーショッピング・スマートストア)、ビズ(ディスプレイと広告)、クローバ(AI研究開発)など、米国・欧州・日本などとの海外事業を推進中の各社内独立企業(CIC)は来年から、コロナ19の状況は変数だが事業にスピードを出すために海外出張を推奨するという方針を立てたという。

特にメタバースとして注目されるゼペット(ZEPETO)は、ソフトバンクのビジョンファンドをはじめとする、海外中心に機関投資家を誘致する作業が仕上げ段階に至った。国内よりは海外に優軍を作り、ゼペットが世界的なメタバース・プラットフォームに成長することに集中する見通しだ。ネイバーはこれによって全社員のうちで海外事業に従事する従業員の割合が、来年にはるかに大きくなるだろうという見通しが出ている。

ネイバーの海外事業には険しい道のりも予想される。アマゾンやグーグルをはじめとするビッグテックだけでなく、カカオなどの国内企業がプラットフォーム規制打開策として海外進出を宣言し、競争は激しくなっている。これに対して、ネイバーは既存の海外パートナーとの本格的な相乗効果を出すだけでなく、ウェブトゥーン・コマース分野で海外プラットフォーム企業に対する追加の買収・合併(M&A)・株式投資を積極的に検討していると伝えられた。

一方、ネイバー内での部署長を意味する100人あまりの責任リーダー級はほとんどがチェ内定者よりも年配で、内部的には少なくない動揺が起きているという裏話だ。満40歳がCEOになり、超えなければならない革新の鎮痛であるわけだ。
  • 毎日経済 | ファン・スンミン記者/イム・ヨンシン記者/ジン・ヨンテ記者
  • 入力 2021-11-18 22:46:23