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韓銀、物価上昇率見通しを3.1%に上方修正…基準金利は維持


韓国銀行金融通貨委員会は24日に通貨政策方向会議を開き、基準金利を現在の水準である年1.25%で維持することにした。ただし昨年末から国際原油価格と原材料価格が大きく上がっているなかで、ウクライナ侵攻事態までが重なり、消費者物価上昇率の見通しを3%以上大きく高めるなど、強いインフレ懸念を表わした。3%を超える見通しは2012年以後で初めてだ。

李柱烈(イ・ヂュヨル)韓銀総裁はこの日の会議の直後に開かれた記者懇談会で、「3回にわたって先制的に金利を調整してきただけに、今の時点では主要国の通貨政策の方向や地政学的リスクなどの対外状況の変化と、それが国内経済に及ぼす影響をもう少し調べる必要がある」と、凍結決定に対する背景を明らかにした。

韓銀金通委は昨年8月に基準金利引き上げ基調に方向を旋回したことに続き、11月と今年の1月に0.25%ポイントずつ金利を連続して上げた。今回の凍結決定によって、韓国と米国(0.00~0.25%)間の基準金利の格差も1.00~1.25%ポイントに維持された。

現在の金利水準については依然として緩和的だという立場を再確認し、韓銀の新任総裁が就任した後の4~5月での引き上げ可能性を示唆した。李総裁は「多数の意見は成長の流れが予想通りに行くならば物価の上昇傾向が相当期間続き、金融不均衡のリスクを減らしていく必要性もあり、緩和の程度を減らしていかなければならないという立場」だと説明した。

この日、韓銀は修正経済展望値を出して、今年の消費者物価上昇率を3.1%に上方修正した。昨年11月に出した展望値(2.0%)から、なんと1.1%ポイントも増加した数値だ。ただし輸出好調と追加経済予算(修正予算)の編成、防疫措置の緩和以後の消費回復に対する期待を理由に今年の経済成長率展望値(3.0%)は維持した。
  • 毎日経済 | アン・ビョンジュン記者
  • 入力 2022-02-24 23:31:19