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LG電子のク・ボンジュン副会長、「Mr. CEOピザ」を職員に配達

ク・ボンジュン、LGの職員5万5千人にピザを配る 

  • LG電子のク・ボンジュン副会長、「Mr. CEOピザ」を職員に配達
△写真=皆さんの労苦に感謝します。今日の皆さんの努力は、我々LG電子の未来のための頑丈な基礎になることでしょう。-CEOク・ボンジュン -

ク・ボンジュンLG電子副会長が、職員の士気を鼓舞してコミュニケーションの幅を広げるために3年前から配り始めたピザが、2万枚を超えた。これまで「ク・ボンジュン印のピザ」を味わった従業員だけで5万5000人にのぼる。

ク副会長がピザを配り始めたのは2011年の4月にさかのぼる。ク副会長は当時、携帯電話事業の不振で苦戦しているLG電子の救援投手として登板し、スマートフォンの開発に拍車をかけていた。彼は昼夜を問わず働き、LTEフォンを初めて発売したスマートフォンの開発チーム300人にピザ80枚を送った。

ピザボックスには、荒波をかき分けて進むLG電子号と船長ク・ボンジュン副会長(写真)を描いて入れた。「今日の皆さんの努力は、我々LG電子の未来のための強固な基礎」という励ましと感謝の言葉も書いた。

ク副会長は、不毛な地でたくましく働く人々に大きな意味を付与するCEOだ。不人気種目の女子野球を支援したり、競争相手も放棄するOLED TVを押し通すのも同じ脈絡だ。このような人々を静かに励ますとき、彼が取り出すカードがピザだ。実際にピザは特別な日に食べる貴重な食べ物ではない。しかし、ク副会長にとってピザは一種のコミュニケーションの手段だ。大変だが屈せずに仕事をしてくれたことに感謝する彼なりの表現であるわけだ。

今月には、最高技術責任者(CTO)傘下のモバイルAP(アプリケーションプロセッサ)開発室研究員が「Mr. CEOピザ」を味わった。今まで他の会社のAPを使っていたLG電子に初めて独自APを搭載したスマートフォンを抱かせたチームがAP開発室だ。

今まで国内だけでなく、インド、フィリピン、エジプト、ナイジェリアなど世界各地の海外法人と80の支社もCEOのピザを受けた。ピザが海外に多く出るため、ピザの箱のフレーズも英語版と韓国語版が別にあるほどだ。
  • 毎日経済_ハン・イェギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-18 17:11:55




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