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K-POP、香港の夜を魅了する

2014 Mnet Asian Music Awards 

  • K-POP、香港の夜を魅了する
  • < 2014 MAMA [写真提供=CJ E&M] >

「WINNERだけでなく、K-POPが成長し、より発展した姿をお見せするので期待してください」

3日、『2014 Mnet Asian Music Awards(以下2014 MAMA)』が開かれた香港アジアワールドエキスポアリーナ(AWE)。この舞台に立ったYGエンターテイメントの「WINNER」のリーダーであるカン・スンユン(20)は、中国メディアを含む記者懇談会でこのように述べた。新人のWINNERとして、K-POPの輸出の尖兵であるMAMAのおかげで、中華圏に名前を知らせることができるようになったわけだ。

MAMAは、CJが全社の力量を総動員して1999年に作った歌謡授賞式だ。3年前からは、香港で開催している。中国市場への進出を念頭に置いた戦略だ。会場のAWEには、この日、中国、シンガポール、タイ、インドネシア、日本などアジア各国から集まった1万人の観客で賑わった。視聴可能な人口が24億人に達するという。今年は動画サイト「Youku(優酷土豆)」、化粧品会社「KANS」、カード会社「ユニオンペイ」などの中国企業の協賛を受けた。イベントを準備したCJ E&Mのシン・ヒョングァン常務は「最初は協力会社を見つけることも難しかったが、今では私たちと一緒に仕事しようとする(中華圏)のパートナーが多くなった」とし、「(中国側が)以前よりMAMAの価値を多く認めてくれるように思えて嬉しい」と語った。

CJはMAMAを単純な歌謡授賞式から抜け出して、中華圏を相手に韓流関連のすべての製品を売る「プラットフォーム」にするつもりのようだ。会場の片側に韓国中小企業広報ブースを設けた。ビューティー、ファッション分野の56社の企業がその主人公だ。この日一日だけでも300件を超える商談が行われたと言う。この日の行事で最も素晴らしかったのは、米国グラミー賞を九回も受けた天才シンガーソングライター、ジョン・レジェンドの舞台だった。彼はYouTubeのミュージックビデオ再生回数が2億回を記録した『オール・オブ・ミー』をはじめ、デビュー曲『Ordinary People』など数多くのヒット曲で有名だ。授賞式にはEXO、BIGBANGのメンバーであるG-DRAGONとSOL、SISTAR、IU、INFINITEなど人気のK-POP歌手たちが総出動した。現場で会ったCJ E&Mのスタッフは、常に熾烈だった。彼らが作ったドラマ『未生』、映画『鳴梁』の大ヒットがただの運だとは思わなかった。今の勢いなら、CJはMAMAを開く香港を足場にして中華圏の歌謡市場も十分に攻略することができるという気がした。
  • 香港 イ・ギチャン記者
  • 入力 2014-12-04 00:00:05




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