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「誇らしいサムスン人賞」今年のスターはカーブドUHDテレビ


  • 「誇らしいサムスン人賞」今年のスターはカーブドUHDテレビ
カーブドUHD(超高画質)テレビの成功神話の主役たちが、「誇らしいサムスン人賞」の主人公になった。

サムスンは5日、李洙彬(イ・スビン)会長をはじめとする社長団が参加した中で、サムスン電子瑞草社屋の多目的ホールで、15人に対する「2014 誇らしいサムスン人賞」授賞式を挙行した。誇らしいサムスン人賞は、その年の自分の分野で優れた業績と模範により、亀鑑となった社員に与える賞で、1職級特別昇格と1億ウォンの賞金を与える、サムスン人として最高の栄誉だ。

今年の「誇らしいサムスン人賞」はテレビ事業を展開するVD(ビデオ、デジタル)事業部が占めた。昨年7月にサムスンUHDテレビが世界で最も大きい北米市場に進出した時は、日本のソニーが80%のシェアで牙城を強硬に守っていた。しかし、わずか1年余り後の第3四半期の北米UHDテレビ市場で、サムスン電子はシェア50%を超えるユニークな存在になった。北米市場で10台のうち4台が売れている、画面が内側に曲がるサムスン電子カーブドUHDテレビの功労が大きかった。「2014 誇らしいサムスン人賞技術賞」を受けたキム・グァンヨン常務は、カーブドUHDテレビの技術を開発した主役だ。デザイン賞を受賞したソン・チェヂュ主席はこの製品のデザインを担当した。ソン主席は世界最大の曲率画面で、テレビ視聴に対する概念を一次元高めた革新的なデザインで注目を浴びた。

サムスン電子のデイブ・ダース北米総括常務は、米国最大の家電量販店である「ベストバイ」に、サムスンテレビの専用スペース「サムスンエンターテイメント・エクスペリエンス」体験ゾーンを定着させるところに大きな役割を果たし、業績賞受賞者に選定された。特別賞を受けたボムジン社(BUMJIN I&D、代表パク・チョンギル)はサムスン電子の協力社で、カーブドUHDテレビフレームの二重射出企業だ。

世界的な景気低迷でテレビ市場がマイナス成長する困難の中でも、サムスン電子のカーブドUHDテレビは売上げと市場シェアで成長街道を走り、8年連続で世界フラットパネルテレビ市場第1位の業績を達成した。

括目する実績を達成した半導体メモリも、誇らしいサムスン人賞の例外ではなかった。サムスン電子半導体研究所のナム・ソグ専務は、世界初の20ナノメートルDラムメモリ開発を主導し、サムスン電子のメモリー半導体を世界第一位に引き上げた功労で技術賞を受けた。ナム・ソグ専務は、すべての人々が20ナノは不可能だとしたが、新素材・新材料・新構造などで物理的な限界を克服し、超微細プロセスを開発することに成功した。メモリ製造センターのキム・セニョン常務は、20ナノメートルDラムを成功裏に量産するところに功労を立てて業績賞を獲得した。

このほか、業績賞受賞者にサムスン物産のキム・ギヂョン副社長とサムスン電子のジェイコブ駐中国統括ディレクター、パク・テホ西南総括常務、グローバル技術センターのユン・ビョングァン常務、エドウィン・アルティナ欧州総括常務、そしてアン・テヂュンSDS常務などが選ばれた。

サムスン経営の発展に特別な貢献をした者が授賞する特別賞は、サムスン電子パートナーであるエアプロダクツコリアと江北サムスン病院の健康検診センター、サムスン物産建設部門東大門デザインプラザ現場事務所が受賞した。

サムスンの関係者は、「自分の分野で優れた業績と模範となる行動で、役職員に手本となる者が誇らしいサムスン人として選ばれた」と語った。

「誇らしいサムスン人賞」は1993年の李健煕(イ・ゴニ)会長による「フランクフルト宣言」以降、翌年の新経営を知らせるために制定されたもので、サムスングループ内の最高の賞だ。李秉喆(イ・ビョンチョル)先代会長の時からサムスンの理念の一つである「人材第一主義」の象徴として、イ・ゴニ会長が賞を授与するほど、サムスングループでは最高の栄誉として挙げられている。今年はサムスン生命のイ・スビン会長がイ・ゴニ会長に代わって受賞者を祝福し激励した。
  • 毎日経済_チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-05 15:30:03




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