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クレジットカードは不死鳥、曲げても切っても決済することができる


  • クレジットカードは不死鳥、曲げても切っても決済することができる
#キム某氏(34、会社員)は、新年を迎え、いわゆる「タンスカード(使用していないクレジットカード)」を整理した。特典がほしくて発給を受けたものの余り使用していないうえ、数枚になるため1万ウォン前後の年会費も無視することができないからだ。縦横に何度も切って事務室のゴミ箱に捨てて満足したキム氏、しかし、1か月後に当該カードの利用代金明細書が届き、困惑するしかなかった。死んだと思っていたクレジットカードの帰還、どういうことだろうか。

よく、使わないクレジットカードを別途の解約申請をせずにはさみで切ってしまう場合が多い。しかし、自分はカードを捨てたつもりでもカードは自分を簡単に捨てない。曲げたり一度や二度切って捨てた場合はもちろん、磁石で磁気ストライプを毀損させたり、何度も切って捨てた場合でも利用代金明細書が届く危険性は残っている。

まず、カードを曲げて捨てたケースだ。毀損の程度によって違いはあるが、磁気ストライプが完全に毀損されず、決済が可能な場合が多い。業界関係者は、「磁気ストライプの鉄粉が落ちるほど完全に折って捨てない限り、決済が可能だと見ることができる」と述べた。

次にカードを1~2度切って捨てるケースだ。この場合も再び張り合わせて使用可能な場合がかなりあるが、結論から言えば、一般的な方法であるカードを縦に切る場合よりも、横に切った場合に磁気ストライプが毀損される可能性が高いという点では参考に値する。

市中のカード会社の関係者は、「磁気ストライプを取り外してみると、バーコード配列が3列あるが、縦に切ると上手く合わせた場合に支払いが可能なケースが多い」とし、「意外にも横に切った場合、バーコードの行間を完全に一直線に切らない限り、毀損すると見ることができる」と説明した。

ただ、カードを1~2度切っただけでもカードのICチップの機能は完全に毀損される。この関係者は「カードの表面にあるICチップ模様は、実際にはデコレーションでしかない。カードの大きな辺に沿ってICチップの線が別途布陣しているため、カードを一度切っただけでもICチップの機能は完全に損なわれる」と述べた。ただ、市中のカード端末機はまだIC方式ではなく、磁気方式のみ可能なところが絶対多数だ。

それなら、カードを何度も細かく切ったり、磁気ストライプを磁石で完全に毀損させた場合はどうだろうか。この場合、カードは「物理的には」破壊されたことになる。しかし、磁石で毀損させた場合はもちろん、破片を合わせて番号を識別できるほどであれば、カード番号と有効期限で支払い可能な取引を介して利用代金明細書が届く危険性は残っている。

最終的にはカードの生命力を完全に奪うためには、カードを番号が識別されない程度に「ずたずた」切って捨てなければならならない。ただし、これほどの手間をかけるなら、むしろ電話一本で安全に解約の申し込みをする方法がお薦めだ。
  • 毎経ドットコム ユン・ホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-16 10:30:18




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