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アジュキャピタルのイ・ユンソク特殊債権チーム長

資金難の起業を生かすのが私の任務です 

  • アジュキャピタルのイ・ユンソク特殊債権チーム長
「嘘を少し加えるなら、全国に行ったことのない警察署がない。専門性をもとに、企業を生かすために努力したい」

最近、毎日経済新聞と韓国CFO協会が主管する財務管理士資格試験で首席合格したアジュキャピタルのイ・ユンソク特殊債券チーム長(47・写真)は、会社で数百億ウォン台の巨額貸付金の管理を担当している。お金が必要な企業に資金を貸してあげ、その後には不良債権にならないように管理するのが彼の仕事だ。イチーム長は、「お金を借りた企業の中には時折、資金難にあえいで破たんするところがある」とし「やや薄情かもしれないが、債務を取り戻すためにあちこちに行くため、民事、刑事事件に広がり警察署をよく訪れることになる」と述べた。アジュキャピタルは割賦金融会社で、企業への融資などが主力事業だ。信頼できる企業を見つけ出してお金を貸し、それに見合った利子を受け取る。市中銀行をはじめとする第1金融圏で融資を受けることのできない企業へお金を貸す形態だ。

イチーム長は、「中小企業に一度融資をしたら、最後までパートナーとして協力しようと努力する」とし「特に企業が破たんするとお金を貸してあげた人たちにも損害が出るため、何とか会社を生かす方法を探す」と語った。金融会社と企業間の関係は単に債権者と債務者の関係ではなく、金融会社が企業の資産を管理するための助けを提供することにより、互いに「ウィンウィン」の関係でなければならないという話だ。

イチーム長が持っている金融関連の資格は、合計5個だ。財務管理士をはじめ、個人情報管理士、金融債券管理士、資産管理士、信用管理士だ。彼は1996年にソウルリースに入社した後、ずっと企業融資を担当してきた。 20年近く働きながら培った会計と財務の知識をもとに、2010年に信用管理士試験を偶然受けたが、首席合格した。

イチーム長は、「金融会社の従事者でなくても財務の知識は必須だと考えた」とし「経験と専門知識を活かして、企業再生と発展を支援することに集中したい」と述べた。
  • 毎日経済 キム・ヒョソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-18 18:56:43




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