トップ > コラム > オピニオン > [SNSの世界] インターネットの成長動力は20代？40代！
会社員のパク・サンジンさん（46）は、熱血なプロ野球狂だ。野球場にもよく行く方だが、仕事のせいで野球場に行けなくても、いつも応援するチームの野球中継を必ず見ている。パクさんが野球を見る媒体は断然「スマートフォン」だ。以前は、ケーブルテレビで野球中継をリアルタイムで見たり、仕事を終えて家に帰ってからハイライトを見ていたが、いまやインターネット・ポータルサイトのリアルタイムの中継や5分のハイライトクリップを見ている。
パクさんは「最近では、カカオ（メッセンジャーアプリ）でグループトークルームが開設され、同好会のファン同士で意見のやり取りをしている。現場に行かなくても、インターネットのポータルサイトで中継を見て、会話をすることに楽しみを感じる」と語った。
このように、スマートフォンでプロ野球などのスポーツや時事ニュースを見ることは、新たなトレンドはない。しかし、対象が4560世代（40代後半~60代前半）となると話は違ってくる。以前には、この世代がテレビ番組の視聴率を牛耳っていた。しかし今では、スマートフォン・コンテンツの最も強力な友好勢力となっている。
実際に、情報通信政策研究院（KISDI）が最近発表した「スマートフォンの普及拡散と世代間のメディア利用の特徴の変化」報告書によると、テレビ、スマートフォン、PC、ノートPC、新聞などの必須媒体に、スマートフォンを選択した世代の中で40代は48.6％に達し、全世代の中で最も高い選択率を示した。
この研究を行ったKISDI・ICT統計分析センターのチョン・ヨンチャンセンター長は「スマートフォンは、これまでに登場したいかなる個人メディアよりも強力な支配力を示している。特に40代は、テレビを必須媒体として選択する割合が、2013年に44.5％で最も高かったが、2014年の調査では、スマートフォンが最も高く現れ、20代で触発されたスマートフォンの利用が高年層に広がっているのが特徴」と説明した。
分析の結果によると、スマートフォン保有率が最も高い世代は、もちろん20代だ。 20代の保有率は97.2％に達した。特にスマートフォンを通じたテレビ・コンテンツの利用率が高く、スマートフォンが第2のテレビとして機能していることを知ることができる。
10代と20代のスマートフォンを通じたテレビ・コンテンツの利用率は、それぞれ42.3％、37.9％であり、その他の動画の利用率もそれぞれ59.4％、50.2％だ。30代と40代のテレビ・コンテンツの利用率も30％に迫った。動画の利用率もそれぞれ42.3％と31.1％と集計された。テレビ受像機よりは、タブレットPCやスマートフォンなどでテレビの放送番組を見ることを好むか、という質問に回答した割合は20代が19.7％と最も高く、10代（15.6％）、30代（8.4％）の順で高いことが調査によりわかった。
リアルタイムの視聴よりは、VOD視聴を好むという回答も10代と20代が10.3％で最も高く、30代が6.9％で後に続いた。移動中の公共交通利用時や家の外でも、ノートPCやスマートフォンで放送番組を見ることを好むという意見も10代（17.1％）、20代（15.3％）、30代（8％）などの年齢順で高いことが分かった。
チョンセンター長は「スマートフォンの普及がメディア利用の個人化・移動化・ネットワーク化を触発させており、変化の中心は20代だということがわかった。しかし、40代以上の場合、スマートフォン保有率が急激に増えた。まだ、能動型の視聴形態では、若い年齢層との差を見せているが、必須媒体の選好度においてスマートフォンの選択優位が高年齢層に拡散している現象を考慮すれば、能動型視聴の世代間の格差も徐々に狭まるだろう」と展望した。
ソーシャルネットワークサービス（SNS）の利用率も40代の成長率が最も高かった。20代のSNS利用率は74.4％で、依然として最も高い。30代（61.0％）、10代（53.9％）、40代（43.7％）が後に続いた。
しかし、2013年と比較した上昇幅をみると、10代と20代のSNS利用率は、5.1~5.2％ポイントしか増えていないが、30代と40代、50代はそれぞれ14.1％ポイント、14.9％ポイント、11.4％ポイントも急増した。40代以上の利用者は、これからSNSを開始する傾向にあり、20代は関心を徐々に絶っているのだ。このように、インターネットで最も大きく成長している世代は断然、40代になってきている。
[SNSの世界] インターネットの成長動力は20代？40代！
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パクさんは「最近では、カカオ（メッセンジャーアプリ）でグループトークルームが開設され、同好会のファン同士で意見のやり取りをしている。現場に行かなくても、インターネットのポータルサイトで中継を見て、会話をすることに楽しみを感じる」と語った。
このように、スマートフォンでプロ野球などのスポーツや時事ニュースを見ることは、新たなトレンドはない。しかし、対象が4560世代（40代後半~60代前半）となると話は違ってくる。以前には、この世代がテレビ番組の視聴率を牛耳っていた。しかし今では、スマートフォン・コンテンツの最も強力な友好勢力となっている。
実際に、情報通信政策研究院（KISDI）が最近発表した「スマートフォンの普及拡散と世代間のメディア利用の特徴の変化」報告書によると、テレビ、スマートフォン、PC、ノートPC、新聞などの必須媒体に、スマートフォンを選択した世代の中で40代は48.6％に達し、全世代の中で最も高い選択率を示した。
この研究を行ったKISDI・ICT統計分析センターのチョン・ヨンチャンセンター長は「スマートフォンは、これまでに登場したいかなる個人メディアよりも強力な支配力を示している。特に40代は、テレビを必須媒体として選択する割合が、2013年に44.5％で最も高かったが、2014年の調査では、スマートフォンが最も高く現れ、20代で触発されたスマートフォンの利用が高年層に広がっているのが特徴」と説明した。
分析の結果によると、スマートフォン保有率が最も高い世代は、もちろん20代だ。 20代の保有率は97.2％に達した。特にスマートフォンを通じたテレビ・コンテンツの利用率が高く、スマートフォンが第2のテレビとして機能していることを知ることができる。
10代と20代のスマートフォンを通じたテレビ・コンテンツの利用率は、それぞれ42.3％、37.9％であり、その他の動画の利用率もそれぞれ59.4％、50.2％だ。30代と40代のテレビ・コンテンツの利用率も30％に迫った。動画の利用率もそれぞれ42.3％と31.1％と集計された。テレビ受像機よりは、タブレットPCやスマートフォンなどでテレビの放送番組を見ることを好むか、という質問に回答した割合は20代が19.7％と最も高く、10代（15.6％）、30代（8.4％）の順で高いことが調査によりわかった。
リアルタイムの視聴よりは、VOD視聴を好むという回答も10代と20代が10.3％で最も高く、30代が6.9％で後に続いた。移動中の公共交通利用時や家の外でも、ノートPCやスマートフォンで放送番組を見ることを好むという意見も10代（17.1％）、20代（15.3％）、30代（8％）などの年齢順で高いことが分かった。
チョンセンター長は「スマートフォンの普及がメディア利用の個人化・移動化・ネットワーク化を触発させており、変化の中心は20代だということがわかった。しかし、40代以上の場合、スマートフォン保有率が急激に増えた。まだ、能動型の視聴形態では、若い年齢層との差を見せているが、必須媒体の選好度においてスマートフォンの選択優位が高年齢層に拡散している現象を考慮すれば、能動型視聴の世代間の格差も徐々に狭まるだろう」と展望した。
ソーシャルネットワークサービス（SNS）の利用率も40代の成長率が最も高かった。20代のSNS利用率は74.4％で、依然として最も高い。30代（61.0％）、10代（53.9％）、40代（43.7％）が後に続いた。
しかし、2013年と比較した上昇幅をみると、10代と20代のSNS利用率は、5.1~5.2％ポイントしか増えていないが、30代と40代、50代はそれぞれ14.1％ポイント、14.9％ポイント、11.4％ポイントも急増した。40代以上の利用者は、これからSNSを開始する傾向にあり、20代は関心を徐々に絶っているのだ。このように、インターネットで最も大きく成長している世代は断然、40代になってきている。
- 毎日経済_ソン・ジェグォン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2015-04-24 16:10:22
