トローネル神父は教育にも情熱を注いだ。1965年、意思を共にしたドイツ人カート・カール・シュミットケ氏(Kurt Karl Schmidtke)と一緒に、韓獨女子実業学校(現在、釜山文化女子高等学校)を共同で設立して、ミシン10台で60人に無料縫製技術の教育を実施した。以後、韓独女実業学校は1970年代に全校生2000人の大規模な学校になり、卒業生のうち、毎年約100人余りをドイツで看護師として就職させた。1977年、キム・シボク牧師と奉生病院の助けを借りて建てた「教会助産師」は小児科、外科、産婦人科の診療を見て、1992年、閉園するまで2万6000人の尊い命を誕生させた。