カリム・ラシッド、韓国世宗市「ストリートモール」デザイン

国内の建設会社と協業に乗り出した世界3大デザイナー「カリム・ラシッド」 

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「韓国の新しい中心地である世宗市に初めて入るストリートモールをデザインするという思いにすでに胸が高鳴ります」

国内でも多くのファンをかかえているカリム・ラシッド(54)が国内の中堅建設会社と手を組み、新しい挑戦に乗り出す。ラシッドは去る10日(現地時間)、米国ニューヨークで国内の中堅建設会社であるパンド建設と「共同デザイン業務協約」を締結した。

エジプト出身のラシッドは13日、毎日経済新聞とEメールインタビューをおこないながら、「韓国の建築物とうまく調和しながら効用性あるデザインを披露する」とし、「住居空間機能を越え、芸術作品としての価値まで備えた世宗市の『マステージ(名品の大衆化)』アパートをつくります」と強調した。ラシッドはフィリップ・スタルク、マーク・ニューソンとともに「世界3大産業デザイナー」に挙げられる。これまで3000個を越える作品をデザインし、レッド・ドット・アワード、グッドデザインアワード、ペントアワードなど主要デザイン賞を300回以上受賞した。国内企業とも協業をたくさんおこない、現代カードブラック・現代自動車i40・LGディオス冷蔵庫などをデザインした。国内の建設業者との協業は今回が初めてだ。

今回の協業を通じ、パンド建設とラシッドは今月末に分譲予定の「世宗市パンドUポラ」と下半期に分譲する「東灘2新都市モデル団地C15ブロック」など2か所に新概念の住居トレンドを披露する計画だ。中堅建設会社だがアパート分譲市場で革新平面設計でよく知られたパンド建設と、世界的に厚いマニア層を保有した有名産業デザイナーであるラシッドが協力するという知らせに、業界の関心が集中している。

ラシッドは、「パンド建設は設計する時『入居者に実用的な空間』を目標にするが、これは私のデザインコンセプトである『使う人が便利でシンプルに使えるか』と一致し、喜んで協業できるようだ」と語った。パンド建設とラシッドの初めてのプロジェクトである世宗パンドUポラは、地下2階~地上最高30階に、8棟・専用面積84㎡の単一面積型580世帯で構成される。ラシッドはアパート内のコミュニティ空間・エレベーターブースなどの公用施設・アパート1階ロビーなどをデザインする予定だ。また、230mの長さで造成される団地内のストリートモールと中央広場・案内サインボールなど外部も共同作業を進行する。ストリートモールはデザイナーの名前をとって「カリムアベニュー」と名前をつける予定だ。

ラシッドは、「ホテルやレジデンスなどはデザインをたくさんしてみたが、230mに達する長いストリートモールをデザインするのは私にとっても初めてのプロジェクト」だとし、「これまで積んできた多様で総体的なデザイン要素をすべてお見せする」と語った。彼は、「カリムアベニューは、生動感のあるビビッドなカラー(ピンク色)を活用してダイナミックな視線パターンを演出するつもりで、中央には有機的な形態の素晴らしい造形物を通じ、多くの人が休息を楽しめる空間にするつもり」だと語った。続いて、「カリムアベニューこそ、多様な人が私のデザインを便利に見て楽しめる申し分のない良い文化ストリートになるだろう」と付け加えた。
  • 毎日経済_コ・ジェマン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-13 15:53:02