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コロナ19で「赤信号」のドイツ…「韓国に学べ」


ドイツで「新型コロナウイルス感染症(コロナ19)」患者が急増している。驚いたドイツ社会では、韓国に学んで危機突破に乗り出している。

ドイツのコロナ19確定者は9日の1112人から14日に3400人あまりと、4日で3倍以上に急増した。ヨーロッパではイタリアとスペインの次に確定者が多い。

コロナ19の赤信号が灯った13日、多くの州が休校令を下した。劇場や美術館などの公共の場の運営も中断され始めており、ブンデスリーガも中断された。連邦政府は経済被害対策を発表した。

アンゲラ・メルケル独首相も11日に記者会見を開き、事実上の緊急事態だと国民に説明した。

メルケル首相の記者会見直後、世界保健機関(WHO)が「パンデミック」(世界的大流行)を宣言するやいなや、ドイツ社会は緊張しながらイベントのキャンセルと社会的距離を置く強化など本格的に乗り出している。企業も在宅勤務を増やし、通勤時間を調整している。

ドイツのメディアは、韓国の透明なコロナ19対処方法に注目している。先月、韓国のコロナ19対応を肯定的に評価した記事を掲載した週刊デア・シュピーゲル(DER SPIEGEL)は12日、「世界は韓国から学ぶことができるもの」という記事を載せた。

デア・シュピーゲルは「韓国ほどコロナ伝染病にうまく対応する国はない」と報道した。ベルリンのシャリテー病院のウイルス権威であるクリスティアン・ドロステン(Christian Drosten)氏が「最高のベストプラクティスだ。ドイツもこのような(高い)点検率に到達できれば望ましい」と評価した内容も紹介した。

中国の武漢とは異なり大邱は封鎖されなかったという点を紹介しながら、「韓国人は全世界で市民の自由を試験台に乗せたこのウイルスに、民主主義がどのように対応するかを見せようとする」とし、「透明性と共同体意識、優れた医療技術」だと強調した。

ツアイト・オンライン(ZEIT ONLINE)も、「東アジアはどのようにウイルスにきちんと対処するのか」という記事で、韓国の検査速度とドライブスルー選別診療所などを紹介した。

日刊の「南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)」などの有力紙も、ドイツの一部の病院で運営を開始した「韓国式ドライブスルー選別診療所」の写真を1面に掲載した。
  • 毎日経済デジタルニュース局_チェ・ギソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-14 10:01:29




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