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[社説] IFAで韓国を驚かせた中国・日本製品の実力

IFAを貫通したキーワードはCurved・曲面、Wearable、Smart Home 

世界1500余りの電子メーカーが技術力を誇示するヨーロッパ最大の家電展示会「IFA2014」が10日幕を下ろした。今年IFAを貫通したキーワードは、カーブド(Curvedㆍ曲面)、ウェアラブル(Wearable)、スマートホーム(Smart Home)だったという。

サムスン電子は、8700㎡を超える単独展示場の入り口に1億2000万ウォンの105インチカーブドUHD TVを設置して家電王国の威容を誇示し、LG電子もウルトラHDオールレッドTV、GウォッチRなどで競争社を圧倒した。

しかし、今年のIFAで中国の家電メーカーの猛追と日本企業の反撃が侮れなかった。 TCL、ハイセンス(Hisense)、ハイアール(Haier)、レノボ(Lenovo)など中国メーカーはTV、スマートフォン、タブレットPCなど、多様な分野で技術力と革新的なデザイン、価格競争力を備えた新製品で国内メーカーを威嚇した。中国の家電メーカーTCLは光源で量子ドットを使用する「Quantum dot(量子ドット)TV」を世界で初めて出して目を引き、ハイアール、ハイセンスなどは「スマートホーム」製品で技術力を誇示した。

昨年IFAで、サムスン電子が「GALAXY Gear」を初めて披露した時には、スマートウォッチはなじみが薄かったが、今年はほとんどの企業が追って来て「ウェアラブル」が大勢に浮かび上がった。まだサムスンとLGの技術力が先立つが、Huawei(華為技術)社、レノボ、ソニーなどは、援助を威嚇するほど卓越した製品を吐き出した。特にソニーは時計型ウェアラブル「スマートウォッチ3(SmartWatch3)」、Googleグラスの対抗馬である「スマートアイグラス(SmartEyeglass)」を出して復活意志を高めた。

世界家電ㆍIT市場で韓国企業は海外企業の強い牽制を受けるほど位相が高い。しかし、中国企業の躍進と復活を狙う日本企業の挑戦、伝統強者であるヨーロッパ企業の空襲を見たときに油断してはいけない。一発ですべてが覆される可能性がある。

サムスン電子は第2四半期のスマートフォン世界市場シェアが25.2%に墜落し、中国のスマートフォン市場でも1位をシャオミ(小米科技)に渡した。 9日、アップルのiPhone6とアイウォッチ公開以来、世界のスマートフォン市場の版図は、大きく揺れることもある。絶え間ない技術革新だけが、国内企業が生きる道だ。
  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-10 00:03:02




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