トップ > コラム > FOCUS > 韓国成人の4.2%が高度肥満…健康診断データ1億件の分析結果

韓国成人の4.2%が高度肥満…健康診断データ1億件の分析結果

韓国 健康保険公団 

  • 韓国成人の4.2%が高度肥満…健康診断データ1億件の分析結果
  • < 急増する肥満患者 *資料=国民健康保険公団 >

韓国の成人の中で25人に1人は自己管理が不可能な状態の危険な肥満である「高度肥満」であることが分かった。特に、過去12年間で20・30代の若い層の肥満率が急激に増加した。

韓国の健康保険公団は15日、2002年から2013年までの12年間分の一般健康診断データ1億件を分析した結果、昨年、韓国の成人の中で高度肥満は4.2%、超高度肥満者は0.5%であることが分かった。 2002年の高度肥満は全体の2.5%に過ぎなかったが、12年の間に1.7倍増加した。超高度肥満患者は2.9倍に増えた。高度肥満とはボディマス指数(BMI)が30以上の人のことを指す。ボディマス指数は、体重(㎏)を身長(m)の二乗で割った値である。超高度肥満の場合は通常、BMIが35以上の場合をいう。高度肥満が増える速度は20・30代の若い層で最も速かった。 高度肥満率の上昇幅は、30代の女性が12年間で3倍増加し最も高かった。

東国大一山病院家庭医学科のオ・サンウ教授は、20・30代の高度肥満患者の急増について「1980年代を経て、国内にファーストフードが急速に普及した一方、自家用車の利用率が増加し身体活動が減少したため」と分析した。

社会・文化的な変化が急速な時期に危険要因にさらされた人が成人になり、自ら調節が不可能な高度肥満になったと説明する。
  • 毎日経済_イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-15 17:04:12




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア