解説 | ハングル:찌라시 ハングル発音:チラシ 解説:日本語でチラシは、広告の媒体として使われる一枚刷りの印刷物を意味する言葉だが、韓国では興味本位の三流記事を扱う新聞を指す。 イエロー・ジャーナリズムの代表選手だ。米国で言うところの「Peeping Tom Journalism」と似ている。 街頭の売店で見ることができる週刊誌がほとんどであり、政治や芸能関連のゴシップなど刺激的な素材を扱う。日本語が語源だが、日本で使うのとは意味が非常に異なっているので、韓国で自生的に生じた言葉として見てもよい。 チラシレベルの新聞は人々の発言を拡大、歪曲して扇動的な記事を書いたり、読者の視線を引き付けるために巷の噂を事実であるかのように報道している場合もある。 週間○○、日曜○○、○○事件という名の週刊誌がほとんどチラシレベルの記事を扱い、いくつかのスポーツ新聞もチラシとして疑われている。廃刊されたグッデイというスポーツ新聞が悪質なチラシとして悪名が高かった。 問題は、数多く誕生するインターネット媒体のほとんどがチラシレベルを脱することができないということにある。インターネットメディアは、特に刺激的なタイトルの記事を送り出したり、または、いざクリックしてみると1つの画像と質の悪い内容の文章を3~4行だけ載せることに留まる場合が日常茶飯事だ。 ☞ 証券街で漂うゴシップ性のニュースや、確認されていない情報、ソース不明のレポートを盛り込んだ情報紙もチラシと呼ぶ。 ☞ メディアに対する不信が深刻化し、大韓民国の記者すべてに向かってチラシレベルの記事を書くキレギ(記者+ゴミの略語)と呼ぶこともある。 |