アンマン / 仰望 ：앙망
| 解説 | ハングル：앙망 ハングル発音：アンマン 意味：仰望 解説：本来は相手を高めながらお願いする単語であるが、最近のインターネット上では変質した意味で使われる。 仰望の「仰」は謙虚さを意味する言葉で、昔は手紙を書いたり、対面して挨拶をする際によく使われたが、ハングル専用に表記が変わり、日常生活ではほとんど使用されなくなった。時々、年老いた医師が上級病院に診療を依頼する診断書を書きながら末尾に「~アンマンハムニダ（仰望します）」と書く場合がある。 この言葉が相手を犯罪者のレベルに低下させながらお願いするというように変質したのは、イルベ貯蔵所（日刊ベストストア）など保守性向のサイトで、金大中（キム・デジュン）元大統領の嘆願書を真似して書き始めてからだ。極右サイトでは金大中元大統領を嘲弄する目的で使いながら、「仰望します」という言葉の代わりに「仰望する」というふうに書く。仰望に「する」を付けて書くため尊敬の意味がなくなってしまっている。 金大中元大統領が12.12軍事反乱で執権した全斗煥大統領に嘆願書を書いたのは事実だ。1980年の下半期に内乱陰謀事件で死刑宣告を受けたが、国内外の圧迫により無期懲役に減刑された金大中は嘆願書を書いてこそ他の人も釈放されるという言葉に応じて仕方なく二度にわたり嘆願書を書いた。 全斗煥政権は金大中が出国するとすぐ恥をかかせるために、この嘆願書を公開し、イルベのような極右サイトで亡くなった政治家に嫌がらせをする口実を提供した。 |
- Lim, Chul
- 入力 2015-03-02 09:00:00
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