解説 | ハングル:랜단 / 랜선단관 ハングル発音:レンダン / レンソンダングァン 意味:テレビ番組を見ながら、不特定多数の人とオンライン上でやり取りすること、ドラマ・番組実況 解説:「レンダン(랜단)」は「LAN線団観(랜선단관)」を短くした言葉だ。「LAN線団観」は、「LAN+線+団体観覧」を短縮した言葉だ。いわばレンダンは省略語の省略語ということだ。 団体観覧というが、劇場や野外劇場に集まって観覧するのではなく、オンライン上で似たもの同士が集まることがレンダン(LAN団)だ。 現在、テレビで放映されている番組を本放死守(リアルタイムで視聴すること)しながら、リアルタイムでコミュニティに入って意見や感想を書き込む。 オンラインの世界が広がる前、ドラマにはまった人々が友人に電話をかけて、「ねえ、今○○ドラマ見てる?悲しすぎない?私は涙が出て死にそう」「そうね、だから電話してきたの?後で会って一緒に泣く?」とおしゃべりを交わしたことと同じようなものだ。 実際にレンダンの効果が現れる部分は、既に放映されたドラマを一緒に見ることだ。人気のあるドラマなら、DCインサイド(韓国最大電子掲示板サイト)などの主要コミュニティにギャラリー(掲示板)ができるはずだが、ドラマが終わった後にも余韻を楽しもうとするファンたちが集まり、前回の放送を一緒に見て思い出を共有する。 KBS2で放送された『カクシタル(Bridal Mask)』の場合、ネチズンの提案で「DCインサイドカクシタルギャラリー」で彼らが所有するファイルを使って、毎週1話ずつ過去のドラマを団体で観覧するイベントを行った。ネチズンたちはドラマを観覧しながら、自分がキャプチャした写真を上げたり、鑑賞評を残した。 レンダンはドラマにはまったファンたちが、自分が感じたことを他人と共有しながら、さらに深く理解できるように助ける。しかし、書き込まれるコメントが重複したり、悪口も飛び交ったりするため、時々騒ぎも起きる。 |