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ピザやトッポッキの販売、8倍急増…韓流ファン「韓国の味」主要顧客

食品も中国発「逆直購」ブーム 

  • ピザやトッポッキの販売、8倍急増…韓流ファン「韓国の味」主要顧客
  • < 中華圏での加工食品販売 >

中華圏からオンラインを通じて韓国製品を購入する「逆直購」が、服や化粧品を超えて食品分野にまで拡大している。ドラマや映画などを通じて韓国料理への関心が高まり、訪韓観光客も韓国食品を逆直購で再び買い求める事例が増えていると分析される。

Gマーケットによると7日、グローバルショップを利用する海外顧客のうち、中国・香港・マカオなどの中華圏での韓国加工食品の購入額を調査した結果、今年に入って9月までの購入額は、前年との対比で74%増えたことが分かった。販売量が最も大きな幅に増加した食品はピザと餃子・トッポッキなどのインスタント食品で、前年同期との対比で8.8倍(886%)増加した。韓流ドラマなどで若年層が好んで食べる食べ物で、ピザとトッポッキが頻繁に登場し、暖めるだけですぐに食べられる簡便食だからだろうとGマーケット側は分析する。

実際に、中国でも韓国のトッポッキやピザなどの粉食(プンシク)の人気が熱い。中国のポータルサイトで中国語で「ラニェンガオ(トッポッキ)」を検索すると、トッポッキのレシピや韓国のトッポッキを売っているところを尋ねたり答えたりする記事を簡単に見つけられる。

北京でトッポッキ屋を運営するパク・チュンソンさんは、「北京でトッポッキ1人前の価格は70元(約1万2000ウォン)で他の食事に比べて高価だが、お昼には席がないほど中国の客が多い」と語った。

ミスターピザもまた今月初め、中国の国慶節の特需をたっぷりと享受した。1日から5日まで、中国内の45店のミスターピザで販売されたピザは13億ウォンで、前年の同期より売上げが2倍以上に増えた。

韓国料理の辛さを楽しむ中国人が増え、インスタントラーメンとカップラーメンの逆直購も大幅に増えた。ラーメンは9月末までに、前年同期との対比で逆直購の売上げが78%増加した。現在、ラーメンはGマーケットの「グローバルショップ」加工食品のカテゴリーで、ベストセラーの1・2位を占めている。Gマーケットの関係者は、「中国人の韓国ラーメン嗜好はドラマ『星から来たあなた』で放映されて以後、衰えることなく続いている」と説明した。

逆直購食品は初期の即席加工食品を中心に、次第に直接調理して食べられる食品に拡散している。オムク(魚の練り物)やかまぼこ・ハムなどの加工肉・魚肉製品と、韓国料理の調理に必要な調味料・ヤンニョムの販売も大幅に増えている。加工肉・魚肉製品は前年同期に比べて2.6倍に増えており、調味料や調味料製品の逆直購も2.9倍に増加した。

このように中華圏の食品逆直購が増え、製品の説明を英語と中国語で併記する食品メーカーも増えている。
  • 毎日経済_チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-07 17:12:51




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