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エバーダイム社、探査・採掘装備…90か国・150社ディーラー構築

産業部門/エバーダイム社チョン・ビョンチャン代表 

  • エバーダイム社、探査・採掘装備…90か国・150社ディーラー構築
「エバーダイムの新しい食い扶持は、資源開発に必要な探査・採掘機械です。総合建設機械メーカーとしての製造ノウハウと、南米・豪州・ロシアに構築した営業網で、海外メーカーの牙城を崩します」。

エバーダイム(EVERDIGM)社のチョン・ビョンチャン代表が明らかにした力強い抱負だ。チョン代表は、「現在、南米や豪州とロシアなどの国を対象に、資源採掘に使用されるロックドリルを販売中」だとし「資源開発市場は大きくなっているが、関連装備の製造企業は世界的に多くなく、ビジネスの展望は明るい」と付け加えた。 1994年に設立されたエバーダイムはわずか20年めの昨年、売上げ2700億ウォンを記録した。そして国内メーカーとしては珍しく、資源開発関連機械の市場を照準にしている。

エバーダイムの始まりは資源開発とは関係のない、中古建設機械の売買だった。チョン代表を含めた大宇重工業出身の7人が、中古建設機械の売買とリース、輸出事業を行っていたものが母胎になった。当時にも中古機械だけを扱う企業は無く、バラ色の未来が期待された。しかし、事業を開始してからわずか数年もたたずに、1997年の通貨危機が国内経済を席巻し、建設市場・関連中古市場が急激に下落勢を見せた。

チョン代表は、「大きな試練が近づいたようだったが、むしろ中・南米や中国などの輸出市場にすばやく目を向けるきっかけになった」と語る。また、大企業の下請け生産にとどまらず、独自のブランドであるエバーダイムを通じて海外代理店を順次開設し、現在は中東やモンゴルなど90カ国に150社のディーラー網を構築した。
  • 毎日経済_アン・ビョンジュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-20 17:04:09




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