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米、年末のショッピングシーズン突入…韓国からも直接族が「光速クリック」


  • 米、年末のショッピングシーズン突入…韓国からも直接族が「光速クリック」
米の感謝祭の26日(現地時間)夕方6時、ニュージャージー州パリセーズパークモールに位置する電化製品専門店「ベストバイ」。感謝祭を迎え、家族が集まって七面鳥料理で夕食をとる時間だが、ベストバイの売り場は立錐の余地もないほどの大変な混雑になった。サムスン電子の40インチLEDテレビを購入し、肩に担いで出てきたデビッド氏は、「通常価格より40%程度安いようだ。300ドルにもならない金で大型テレビを買って満足している」と嬉しそうだった。

LG電子も、ベストバイやアマゾンなどの米国の大型オン・オフライン流通網だけでなく、自社ホームページでもブラックフライデーの割引販売を開始した。23日から販売を開始し、来月1日までにテレビやモニターそしてオーディオ機器などに割引価格を適用する方針だ。

米バージニア州のフェアファックス郡メリフィールドに位置する大型マート「ターゲット」の売り場にも、感謝祭の連休初日の27日午後3時頃から人が集まり始めた。2時間後の午後5時頃には、200人余りの人波が駐車場まで並んで長蛇の列を成した。午後6時の開店を知らせるチャイムが鳴り、ドアが開くと顧客は歓声を上げて店に流れ込んだ。

年末のショッピングシーズン開幕は、感謝祭の翌日のブラックフライデーから始まることが、米国の長年の伝統だった。しかし、数年前からより多くの客を引き入れるために、感謝祭当日の夕方からセールを開始した。いわゆる「ブラックサーズデー」だ。

一部の高級デパートも、同日午後からインターネットを通じた事前セールを開始した。クレジットカードで決済する際に、ホームページを通じてこの日に公開された「プロモーションコード」を入力すると、「ブラックフライデー」(11月28日)や「サイバーマンデー」(12月1日)の時と同じ割引を受けることができる。全米小売協会(NRF)は、今回の週末だけで1億4100万人がショッピング隊列に加わると推定した。

一方、韓国時間でインターネットモールでのブラックフライデー割引イベントが公式に始まった28日午後2時、国内でも海外直購族の「光速クリック」が本格的に始まった。

配送代行業者「モールテール(malltail)」のインターネットカフェには、ブラックフライデーの割引が開始される前に、ブラックフライデー専用掲示板が開設された。

興味はやはり価格。「ホットディール」として表示される製品の価格情報は基本で、「ドアバスター商品(90%ほどの爆弾割引商品)」情報も共有された。

一例として、通常価格は90ドルのイブサンローランの「ウールのスカーフ」は、ブラックフライデーを迎えて34.97ドルで販売されているが、この日センチュリー21デパートは追加25%の割引を適用し、直購族のホットアイテムとして浮上した。
  • 毎日経済_ニューヨーク=パク・ポングォン特派員/ワシントン=イ・ヂヌ特派員/チャン・ヨンソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-28 15:35:58




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