トップ > 数字経済 > マーケット > 韓国で「キョウリュウジャー」が大人気…キョウリュウジンはオンラインで4倍の価格に
△写真=18日午前10時頃、ソウル市恩平区（ウンピョング）のイーマート6階の玩具売り場で、顧客が人気玩具「キョウリュウジン（韓国名：ティラノキング）」を買うために長蛇の列を作っている。この日、恩平店はキョウリュウジン36個を準備したが、開店してすぐに売り切れた。 [キム・ジェフン記者]
18日午前9時、ソウル市九老洞（クロドン）のロッテマート九老店。氷点下13度を上り下りする厳しい寒さの中、まだ開店していない大型マートに数百人が押し寄せて長い列を作った。彼らが何時間も待ったのは、この日の午前10時の開店と同時に販売する子供用玩具を購入するためだった。一昨年はヨーロッパ産の組立玩具「レゴ」、昨年の国産ロボット玩具「トボット」に続き、今年は「獣電戦隊キョウリュウジャー（韓国タイトル：パワーレンジャー・ダイノフォース）」シリーズが、クリスマスシーズンを控えて2カ月前から品薄状態が現れて、購入戦争が繰り広げられている。
ロッテマートはこの日、午前9時50分から番号札を配ったが、10分も経たずに品切れになった。二人の子供の母であるイ・ミニョンさんは、「毎日3回ずつ店に電話して商品が入ってきたかを確認したが、今日販売するという情報をつかんで早朝の4時から並んだ」とし、1番札をもらって大笑した。
この日、ロッテマート九老店ではキョウリュウジャー玩具の中でも最も人気のあるキョウリュウジン50個をはじめ、プテライデンオー100個、ガブリボルバー30個を準備したが、10分もしないうちに番号札の配布は終わった。
同日、全国の店舗でキョウリュウジャー玩具を販売したイーマートも、明け方から列を作って待った人々で、オープンと同時にこの日の品物は完売した。パワーレンジャーは日本の東映が製作してきたアニメシリーズだ。7月から子供チャンネルで37番目のシリーズ「キョウリュウジャー」が放送され、ロボットたちの合体ロボットであるキョウリュウジンが今年の玩具市場で最高の人気商品として浮上した。
キョウリュウジンは大型マートでの通常価格が7万5000ウォンだが、オンラインモールでは20万~30万ウォンまでプレミアがついて販売されている。キョウリュウジャー玩具の品切れ状態が続出すると、イーマートとロッテマートやホームプラスなどの大型マートが18日から毎日、クリスマス企画展で数量限定で製品販売に乗り出したわけだ。すべて早期の品切れを勘案して、1人1個の購入に制限して販売する。これに先立ち、先月27日には玩具専門サイトのトイザラスモールで、7万5000ウォンで限定販売されたキョウリュウジン250個がわずか4分で払底することもあった。当時、そのサイトは接続者4万人が押し寄せてサーバーがダウンし、20分間接続が不可能だった。それ以後、3日間販売された750個も20分後で完売した。
インターネットにはキョウリュウジン価格比較サイトまで生まれ、各種ブログや中古商品取引のオンラインカフェなどには、キョウリュウジンを探す親たちの書き込みが一日に数十件ずつ上がってきている。
中古取引のカフェやサイトでは、使っていたキョウリュウジンを13万~15万ウォンで出してもわずか数分で買い手が集まる。さらに中古販売を行うとオンラインにメッセージを載せておき、金だけ受け取って商品を送らない「高飛び」詐欺や、組織的に購入した後にプレミアをつけてオンラインモールで転売するキョウリュウジン財テク族まで登場した。
トイザラスのキム・セジュン パート長は、「一日に1000通ほど電話を受ける」とし、「期待以上の需要に、一部の個人や業者の買い占めなどで追加の品を少量ずつ販売しても、出すのが怖いほど飛ぶように売れる」とした。
韓国で「キョウリュウジャー」が大人気…キョウリュウジンはオンラインで4倍の価格に
今年のクリスマス人気玩具、インターネットで高く転売するちゃっかり族まで
18日午前9時、ソウル市九老洞（クロドン）のロッテマート九老店。氷点下13度を上り下りする厳しい寒さの中、まだ開店していない大型マートに数百人が押し寄せて長い列を作った。彼らが何時間も待ったのは、この日の午前10時の開店と同時に販売する子供用玩具を購入するためだった。一昨年はヨーロッパ産の組立玩具「レゴ」、昨年の国産ロボット玩具「トボット」に続き、今年は「獣電戦隊キョウリュウジャー（韓国タイトル：パワーレンジャー・ダイノフォース）」シリーズが、クリスマスシーズンを控えて2カ月前から品薄状態が現れて、購入戦争が繰り広げられている。
ロッテマートはこの日、午前9時50分から番号札を配ったが、10分も経たずに品切れになった。二人の子供の母であるイ・ミニョンさんは、「毎日3回ずつ店に電話して商品が入ってきたかを確認したが、今日販売するという情報をつかんで早朝の4時から並んだ」とし、1番札をもらって大笑した。
この日、ロッテマート九老店ではキョウリュウジャー玩具の中でも最も人気のあるキョウリュウジン50個をはじめ、プテライデンオー100個、ガブリボルバー30個を準備したが、10分もしないうちに番号札の配布は終わった。
同日、全国の店舗でキョウリュウジャー玩具を販売したイーマートも、明け方から列を作って待った人々で、オープンと同時にこの日の品物は完売した。パワーレンジャーは日本の東映が製作してきたアニメシリーズだ。7月から子供チャンネルで37番目のシリーズ「キョウリュウジャー」が放送され、ロボットたちの合体ロボットであるキョウリュウジンが今年の玩具市場で最高の人気商品として浮上した。
インターネットにはキョウリュウジン価格比較サイトまで生まれ、各種ブログや中古商品取引のオンラインカフェなどには、キョウリュウジンを探す親たちの書き込みが一日に数十件ずつ上がってきている。
中古取引のカフェやサイトでは、使っていたキョウリュウジンを13万~15万ウォンで出してもわずか数分で買い手が集まる。さらに中古販売を行うとオンラインにメッセージを載せておき、金だけ受け取って商品を送らない「高飛び」詐欺や、組織的に購入した後にプレミアをつけてオンラインモールで転売するキョウリュウジン財テク族まで登場した。
トイザラスのキム・セジュン パート長は、「一日に1000通ほど電話を受ける」とし、「期待以上の需要に、一部の個人や業者の買い占めなどで追加の品を少量ずつ販売しても、出すのが怖いほど飛ぶように売れる」とした。
- 毎日経済_キム・ジュヨン記者／チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-12-18 17:22:58
