トップ > 数字経済 > 企業 > オリオン「優しい包装」3弾…今回は人体に無害

オリオン「優しい包装」3弾…今回は人体に無害


  • オリオン「優しい包装」3弾…今回は人体に無害
  • < オリオン「優しい包装」プロジェクト製品 >

オリオンが昨年11月に開始した「優しい包装」プロジェクトの3番目の作業で、人体に無害な梱包材の開発に乗り出した。9日、オリオンは包装材の印刷と接着に使われる有害化学物質を環境や人体にやさしい物質に代替する「優しい包装」プロジェクトを進行すると明らかにした。

オリオンは、すでに去る2008年、梱包材の印刷に使われる工業用化学薬品であるトルエン(Toluene)の使用を中断した。特に今年初め、梱包材の接着に必要な化学溶剤であるソルベント(Solvent)の使用率も20%以下に下げた。今回は、このソルベントの使用率「0」に挑戦する。現在、社内の研究チームにより、ソルベントの代替物質の開発に着手した。オリオンは、早ければ2017年までにソルベント「0」プロジェクトを完遂する計画だ。

オリオン側は「今回の3次梱包材の改善は、お菓子の主消費層である子供たちのためのものだ」とし「これを通じて、環境保護はもちろん、包装材の生産、従業員の作業環境の改善効果も大きいだろう」と伝えた。

オリオンは昨年11月、「窒素菓子」論難に対応して製菓業界初の製品包装の革新を宣言して、21つの製品包装材の空きの割合を下げる1次梱包材の改善を実施した。

今年3月には、フィルム包装材に使われるインクの使用量を減らすことによって、環境保護に貢献する2次包装材の改善作業も進行した。当時22つの製品を対象に、デザインを簡素化させて印刷度数を下げ、246種に達したインクの種類を178種に減らし、年間88トンのインクを節約することに成功した。最近では、製品の量を増やす作業も並行してチョコパイ、ポカチップなど、9つの製品を価格変動なしで増量した。

い・ギョンジェオリオン社長は「消費者に良い品質の製品をリーズナブルな価格で提供する製菓業の本質に加え、人体にやさしいものや労働環境の改善などの社会的価値まで考えている企業に跳躍する」と述べた。
  • 毎日経済 ソ・ジンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-12-09 11:38:09




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア