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韓国の自殺率10年連続1位、最も病院を頻繁に訪れ最も長いあいだ入院

OECD ヘルスデータ 2014 

  • 韓国の自殺率10年連続1位、最も病院を頻繁に訪れ最も長いあいだ入院
大韓民国が10年連続で、経済協力開発機構(OECD)国家のうち自殺率1位という「恥ずかしい記録」を新たに残した。

2日、保健福祉部が「OECD ヘルスデータ2014」を土台に分析して発表した国民保健医療指標によると、韓国の国民が自殺で死亡したのは10万人当たり29.1人(2012年)で、OECD 34カ国の平均である12.1人より17人も多かった。OECD加盟国のうち自殺率が最も低い国であるトルコ(1.7人)と比較すると17倍も高い数値だ。

韓国は2003年の自殺率が10万人当たり27.8人を記録し、2002年に1位だったハンガリー(27.1人)を抜いた後、ただの一度も1位の座を逃さなかった。

15歳以上の人口のうち、毎日タバコを吸う人口の割合である喫煙率は21.6%で、OECD平均(20.3%)と同じようなものだが、男性の喫煙率は37.6%に達し、ギリシャに続いて2番目に男性喫煙率の高い国になった。

また、韓国人はOECD加盟国の国民の中で最も病院を頻繁に訪れ、最も長いあいだ入院した。韓国の国民が診療を受けた回数は年平均14.3回で、OECDの平均(6.9回)よりも2.1倍高かった。平均入院期間は16.1日で、OECD平均の8.4日に比べて2倍近く長く、日本に次いで2番目に長かった。

1000人当たり10.3床の韓国の病床数は、OECD平均(4.8個)よりも2倍多かった。この5年間にほとんどのOECD加盟国では病床数が減少したこととは異なり、韓国の病床数は長期療養病床を中心に、むしろ1.4倍にまでふくれた。

このような理由から、韓国の保健医療の利用率も、OECD諸国の中で最も急速に増加した。

2007年から2012年まで、韓国の国民医療費の増加率は6.6%で、OECD平均(2.3%)に比べて3倍だった。病院を訪れる患者数は最も多い一方で、病院に常駐して患者を治療する医師の数は、OECD加盟国の中で最も少ない。韓国の臨床医師数は人口1000人当たり2.1人で、平均的な3.2人より1.1人少ない。
  • 毎日経済_イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-02 17:43:38




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