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コリアナウ > 社会 > 男女が入れ替わったクリスマスプレゼント
クリスマスにもらいたいプレゼントで男性は化粧品を、女性は音響機器を多く挙げたというアンケート調査の結果が出た。一般的に知られている男女の好感度とは正反対であるわけだ。
17日、新世界百貨店は最近一ヶ月間、20〜40代のSSGドットコム会員1020人を対象に、Eメールアンケート調査を実施した結果、男性回答者の場合、化粧品を挙げた人が29%で最も多かった。ブレスレット、スカーフなどのファッションアクセサリーを挙げた回答者も意外に23%に達した。一方、女性回答者の場合、25%がミンクのマフラーを最ももらいたいプレゼントに挙げた。 ヘッドフォン、スピーカーなどの音響機器が21%で予想外に2位を占めた。以前から好感度が高かった財布は15%で4位に押され、香水や化粧品は、順位圏に入りもしなかった。
男性が化粧品を「ナンバーワンのプレゼント」として挙げたのは、男性の化粧品に対する需要が大幅に増えたためだ。新世界百貨店が最近4年間、男性化粧品の売上高伸び率を分析した結果、2014年の男性化粧品の売上高は、2011年より74%も急増した。ここに、男性化粧品は女性化粧品とは異なり、ほとんどがスキンやローションなどの基礎ラインであるため、好むブランドや商品の偏差が大きくなく、プレゼント用としても適当だ。。
新世界百貨店の関係者は、「化粧品に対する情報は女性がより多いため、良い製品を選んでプレゼントするという期待も一役買った」と説明した。
一方、女性化粧品は、ブランドや肌の肌トーン、色調ラインなど個人別の好感度の偏差が大きく、プレゼントでもらうよりは直接買ったほうがよいと判断したものとみられる。似たような理由で、女性が音響機器プレゼントを好むことも男性たちがIT商品をもっとよく知っており、品質の良い製品を選んでプレゼントしてくれることを期待したという分析だ。
新世界百貨店は今回のアンケート調査の結果をもとに、19日から全店でプレゼント商品を特別価格で販売する予定だ。
一方、クリスマスプレゼントの費用は、配偶者や恋人に最も多くのお金を使うことが分かった。オンラインショッピングサイトのイーベイ(eBay)が韓国の顧客1050人を対象にアンケート調査した結果、配偶者・恋人に使うプレゼント費用が平均11万3000ウォンで最も多かった。両親へ10万8000ウォン、夫の実家または妻の実家へ10万3000ウォン、子供へ7万ウォンの順だった。
米国、英国、フランスなど、イーベイが入店した10カ国で同時に行われた今回のアンケートで、10カ国の平均は子供へ20万ウォン、両親へ8万8000ウォン、夫の実家または妻の実家へ7万1000ウォンの順だった。韓国が唯一、子供より両親へのプレゼント費用が大きかった。
韓国の場合、オンラインでプレゼントを購入する際、モバイルを利用するという消費者が29%で、デスクトップPC(36%)に次いで2位を占めた。モバイルでプレゼントを購入するという意向者は、10カ国の平均が18%台にとどまった。
- 毎日経済 チャン・ヨンソク記者/チョ・ソンホ記者/写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-12-17 17:03:31