トップ > コリアナウ > 事件事故 > 韓中日の軍用機50機が一度に上空で…一触即発

韓中日の軍用機50機が一度に上空で…一触即発

中国がサードなどと関連して9日に武力示威…軍はだんまり 

  • 韓中日の軍用機50機が一度に上空で…一触即発
中国の爆撃機など軍用機10機以上が1日の間に韓国と日本の防空識別区域に進入して、韓日の空軍機数十機が緊急発進するなど、北東アジアの空で軍事緊張が急速に高まっている。

9日午前10時から午後3時頃まで韓中日3カ国の軍用機約50機が武力示威と対応出撃のために動員された。中国軍用機がこのように一度に大量に出没したのは非常に異例のことだ。中国が韓日両国に向かって武力示威を行っているという観測も出ている。爆撃機を動員した大規模な中国軍用機編隊の出現は、高々度ミサイル防衛システム(THAAD・サード)の配置問題と尖閣諸島領有権紛争によりぎくしゃくしている韓国と日本を同時に牽制するための措置である可能性が高い。

このように、軍事緊張が高まっているにもかかわらず、わが軍の当局は中国軍用機の防空識別区域進入事実を公開していなかったが、日本の報道の後になって初めてメディアに発表した。外交当局と軍当局の動きが物議を醸すものと予想される。

去る9日、中国の爆撃機や偵察機など8機が中国本土を出発して大韓海峡(対馬海峡)上空を経て、東海上空で旋回した後、来た航路に戻る動きを数回繰り返した。これにより日本の航空自衛隊所属の戦闘機が急発進して、中国の軍用機が日本の領空に進入するのではと監視任務を行ったと日本のNHKが伝えた。

韓国の戦闘機も南海沖合いの上空を通過する中国軍の爆撃機に対応して作戦を行った。中国の他の軍用機は同じ時間に南側の韓国防空識別区域(KADIZ)に進入して韓国空軍のF-15K戦闘機が緊急発進した。韓国軍当局は空軍ホットラインを通じて中国に確認を要請し、これに中国は「訓練の状況」だと答えた。
  • 毎日経済 東京=ファン・ヒョンギュ 特派員 / ソウル=アン・ドゥウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-11 04:01:03




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア