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地図アプリ、大学生が開発した「ソウルデートポップ」人気

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  • 地図アプリ、大学生が開発した「ソウルデートポップ」人気
  • < デート設計アプリ「ソウルデートポップ」>

「いつも全く同じ映画館・レストランデートを抜け出し、特別なデートコースを開発してみよう」

大学生のシン・ドンヘさん(23)は昨年、新概念のデート設計アプリケーション(アプリ)「ソウルデートポップ」を開発した。望む地域を選ぶと映画撮影地・博物館・公園などコンセプト別にデートコースを設計してくれ、費用まで計算してくれるアプリだ。7か月が過ぎた今まで、すでに20万人がダウンロードするほどに人気を呼んでいる。

シンさんは、「観光公社が提供する観光情報と、ソウル市が提供する地図情報など、公共データが大きく役立った」とし、「すべて無料で活用することができ、創業費用を減らすことができた」と語った。シンさんをはじめ、20・30代の4人が素手で創業をしたが、今ではベンチャーキャピタルの投資誘致を目前に置くほどで、成長性を認定されている。

化粧本成分情報アプリ「ファヘ(化解)」も公共データを活用した創業事例だ。化粧品の特定成分が体質に合わず、肌トラブルを経験する女性が多いという事実に着眼したアプリだ。ファヘは名前も「化粧品を解釈する」を短縮した言葉だ。開発業者Birdviewは、食品医薬品安全処が保有した化粧品成分データと原料情報を活用し、昨年アプリを開発した。市中に出た化粧品製品別に成分・安全度・肌タイプへの適合性などをわかりやすく表示し、20・30代の女性を中心に10万人以上がダンロードし、使用中だ。

公共データ開放から2年、300社余りの企業が活用

「ソウルデートポップ」と「ファヘ」のように、公共データを活用した創業は女性と青年にとくに魅力的だ。開発まで時間と費用が少なくて済み、1人創業も可能だからだ。安全行政部によると、2011年に公共データポータル(data.go.kr)を通じ、公共機関が保有した情報を公開し始めた後、今までにこれを活用してスマートフォンアプリやウェブサービスを開発した企業は300社余りに達する。データ活用申請件数をみると、昨年は1万4000件余りと、2年後に7倍に増加した。

安全行政部は今年も気象・交通・地理など民間の需要が多い20個余りの分野で公共データの品質改善を支援する。天気情報のようにリアルタイムで変わる大容量データを保有した公共機関に対しては、オープンAPI(Application Program Interface)開発道具を無償で補給している。選り抜きの公共データを求め開発と創業に活用するには、まず公共データポータルを検索しなければならない。

現在、ポータルでは700余りの機関の8000個余りのデータとともに、500個余りのオープンAPIサービスが開放されている。教育/交通/環境など分野別に検索したり提供機関別にデータを検索した後、インターネットもしくは電話でデータ提供を申請すればよい。ホームページ上でオーダーメイド型創業コンサルティングも提供する。
  • 毎日経済_パク・マヌォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-20 17:26:31




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