Q.韓国にはアイドルや歌手、俳優に高価な贈り物をする朝貢文化があるそうですが、実際にはどうですか？（上）
| A. | 3年前にあったことですが、ブラジルの熱帯雨林にソ・テジの森を造成する基金が集まりでした。ソ・テジのデビュー20周年を迎え、ファンが「意味深いことをしよう」と開発狂風が吹き荒れていたブラジルのジャングルに森林を造成することに意見が合致したからです。 ソ・テジが、このようなファンの動きを知っていたのかはあまり重要ではありません。ファンが専用のプロジェクトチームを作り、国際環境団体「World Land Trust」と「ソ・テジの森」を作るための覚書を結んだため、ソ・テジの名前は南米のジャングルにも伝播されたのです。 ファンは当初、500万ウォン程度を目標に始めたのですが、プロモーションと人形販売により集まったお金は、8倍近い3867万ウォンに達したそうです。ソ・テジのファンクラブはこのお金を野生動物が絶滅の危機に瀕しているブラジルのグァピアス（Guapi Assu）地域の環境団体であるREGUAに送り、REGUAは2万7500本の木を植えたといいます。 とにかく、ソ・テジのファンたちは、地球のために良いことをしたのです。ソ・テジのファンクラブが木を寄贈する扉を開くと、後進地域に木を送るファンダム文化が開花しました。 2012年7月、2NE1がワールドツアーコンサートを行うと、ファンは2000万ウォンほどを募金してアフリカの南スーダンにマンゴーの木1300本を送りました。マンゴーの木は実を結び始めると100年ほど収獲できると言いますから、地域住民の助けになることでしょう。 2NE1のファンクラブはブラックジャックと呼ばれ、実際には一部の激しいブラックジャックのメンバーがポータルサイトのネイトでガールグループのSecretをはじめ、他のアイドルグループのファンダムとよく争ったため、非常に性格の悪いファンだと悪口を言われていました。マンゴーの木の件により他のグループのファンの態度が変わったのかはわかりませんが、少なくとも大人たちには賞賛されることをしたのです。 映画『キューティ・ブロンド』を脚色して作ったミュージカルに（元）少女時代のジェシカが出演すると、ファンは恵まれない人を助けるために、米と練炭とマンゴーの木を100本も会場に送りました。マンゴーの木は会場にちょっと滞在してから、南スーダンに送られました。 遠い他国でなくても、ソウルの真ん中にも好きな歌手を輝かせるために、ファンが森を育ててきたところがいくつかあります。ソウル汝矣島の輪中路には少女時代のデビューとティファニー、ヒョヨンの誕生日を記念する森が造成されています。松やヒトツバタゴ、青モミジ、ウメ、サンシュユなど87本が植えられていますが、ティファニーの森、ヒョヨンの森、少女時代の森という看板もあります。少女時代が好きなら、ソウルに来たときに汝矣島で昼食を食べてから散歩をしてみてもいいのではないでしょうか。 少女時代のファンでなくても大丈夫です。輪中路にはIUの木もあり、国会正門前にはG-DRAGON、T-ARA、キム・スヒョンの森がありますから。 お昼を食べる場所と方向が合わない場合は、開浦洞にも神話（SHINHWA）とロイ・キムのファンクラブが造成した森があります。 （※この記事は「韓国にはアイドルや歌手、俳優に高価な贈り物をする朝貢文化があるそうですが、実際にはどうですか？（下）」に続きます。） |
- Lim, Chul
- 入力 2015-09-03 09:00:00
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