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コラム > FOCUS > [韓・中 FTA] 中国のエンターテイメント市場が初めて開放…韓流業界は期待
中国とのFTA妥結により中国内の韓流もより力を発揮できるものと期待を集めている。
10日、文化体育観光部によると、中国は今回のFTAを通じて、エンターテイメント市場を韓国に初めて開放することにし、韓国の公演企画会社が現地でより安定的に活動することができるようになった。
これまで、中国の公演投資への許容が両国の交流・協力の次元で成されていたとしたら、FTAの締結は法・制度的にこれを明確に保障したということを意味する。中国当局は外国の投資者が自国の企業と合資や合作をするときに限って、公演のマネージメント社や公演会場の経営業者を設立することを許容しており、これすらも突然の方針変更で不許される事例が少なくなかった。
韓・中FTAの開放のレベルは中華圏に属する香港や台湾を除外しては最も高い水準に拡大するものと言うのが文化体育観光部の説明だ。また、韓国放送事業者の権利も大きく強化された。中国は自国での韓国放送事業者所有のコンテンツの再放送などで、排他的な権利を認定しており、放送番組の保護期間も20年から50年に延長された。
これと共に、両国は去る9月発効された韓・中映画共同制作協定の内容にもFTAを反映して、より確固たる根拠を設けた。これに対し、韓流業界では「中国が公演投資の許容を公式的に約束しただけに、中国エンターテイメント市場の開放への道が通じたもの」とし、大きな期待感を表示した。放送分野でも「方法番組の保護期間も大幅に増えたなど、韓国のコンテンツを保護する装置が多く設けらたようだ」と歓迎した。